変奏現実

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パソコン

Mini-ITXマザボ

といえば、VIAかIntelのAtomだが、LGA775用のDG45FCもある。
発売当初は、Mini-ITXマザボの本命とか云われてたけど、G45チップセットで、メモリがDDR2x2、PCI Expressもx1なので、ビデオカードを載せのはちょっと辛い。
用途を考えれば、PCI Expressx16(2.0)はありえないと思ったのだろうが、PCI Expressx16(2.0)でロープロファイルタイプも出ているので、切り詰めすぎた気がする。
という訳で、パワーのあるMini-ITXは持ち越し。


と、思ったら、MINIXTM 780G-SP128MBがあるじゃないですか。
AMD® 780G + SB700だがら、

  • CPUはAMDのAM2ソケット
  • メモリがDDR2 SO-DIMM x2(Max4GB)
  • PCI Express x4(形状はx16)
  • 価格は15K~19Kで普通だし悪くないが、

型落ちの感があるなぁ。
まぁ、普通に使えるmini-ITXマザボにはなる。



パソ構成

ケース マザボ CPU グラボ メモリ OS
メイン ANTEC
NSK1380
ELG
G31T-M
INTEL
C2D-E8400 3GHz
ATI
HD-4670
DDR2
2GBx2
VISTA
Ultimate/64bit
サブ AOpen
XC Cube EZ965
AOpen
UX965G-L
INTEL
C2D-E4300 1.8GHz
ATI
HD-3800
DDR2
1GBx2
XP
Profesional/32bit
ブログ鯖 A-ITX-100 INTEL
D945GCLF2
INTEL
Atom 330 1.6GHz
オンボ DDR2
2GB
CentOS-5
64bit

とりあえず、性能には大きな不満は無いが、もっと静かなのにしたい。
BM639-BKは、ファン音が少し響く、XC Cubeは古くなったしHD3800が時々ファン音がうるさい。
ファン音比較:NSK1380<<BM639-BK<<XC Cube
なので、どれだけ静かなのか五月蝿いのか大体判るだろう。
どれもチミのパソより静かなはず。
ただ3台付けっぱなしにするとそれなりに・・・。
買い換えたいがVISTAは嫌だから、Windows7まで待つか・・・。
今は、コレがいいような気がしてる。



速い方のSSDとHDDヘッド・テイクオフ

以前、CFメモリでATOMでWindowsXPを稼動させていましたが、最近のSSDも並の速度のモノなら価格もこなれてきて、無理にCFメモリを使う必要もなさそうです。(何たって遅すぎです。
OCZ Technology Groupが,CeBIT 2009で,読出最大600MB/s,書込最大500MB/s という爆速なSSDを展示しているそうです。4個のSSDをレイドコントローラに直付けしたので、長尺な上に、レイドコントローラ分+両面のSSDで合計3スロットを占有します。当然ロープロファイルではありません。(笑。
普通のATXのマザボでは使うのは無理っぽいですね。
最終的なデザインではないということですが、いづれにしても、OC、SLIやCrossFireが当たり前の人向きのようです。価格もかなり高めと考えてよさそうですが、こういう力技と云うか、ゴテゴテした高いモノに目の無い人にはピッタリな逸品です。機会を逃すと、もう入手できないような気もします。(大笑
どうせゴテゴテなら、昔のHDDなんかもいいものでした。レシプロ機みたいにゆっくりとモーターの回転数を上げて、最高速度になってからカコーンという音と共にパーキングエリアからヘッドが送り出され、ディスクすれすれをフワフワと滑空するものでした。空力が足りず、手で持って移動したりしたら、ヘッドとディスクが接触して悲惨なことになる代物でした。結露してヘッドとディスクの(多分茶色の)塗装面がくっつくこともあるので、シャットダウンする前にユーティリティでHDDのヘッドをパーキングエリアに移動させないといけなかった。そうHDDのヘッドは飛行機並の取り扱いが必要でした。
何それ大昔の計算機じゃないか?って、MacPlus用の10MB(GBじゃなくてMBです)のHDDがそれだったんですよね。
地震が来たら?全く考えてなかったですね。Macだけに愛、愛ですよ。(笑
MacPlusを使用していた頃は大きな地震にあうことも無くすごすことができましたが、押入れにしまいこみPC-ATを使うようになってからは・・・。



CeBIT 2009の紹介記事を読んで・・・

Intelは、45nmから32nmへとプロセスを移行することにより,

  • 従来製品と同じパフォーマンスであれば,リーク電流量を5分の1以下に低減できる
  • 同じリーク電流量であれば,パフォーマンスを14~22%引き上げられる

ということらしい。
同じ性能ならTDPをかなり下げられるが、今よりもパフォーマンスを2割上げるとトントンということは、
Atom向きのようだ。今のAtomが4W/コアだから1W/コアくらいまで消費電力を落とせるかもしれない。
NetBookから始まり組込み向けに進出したいIntelとしては良い成果なのだろう。
しかし、消費電力を上げない様にすると、32nmになっても性能はほとんど変わらないということだ。
これをどう読むかにもよるが、単に微細化しても大した効果は出ないので、コア数を増やしていくしかないようだ。
ただ単にコアを増やすと、消費電力はガンガン増える(笑)ので、軽負荷のコアはクロックを下げたりして
デスクトップで動画再生しながら、いろいろ動かしても、動作が鈍い感じがしないCPUにして、
見掛けの消費電力を減らす工夫をしていくのだろう。
そうなってくると、Intelはダイサイズを小さくするのではなく、小さなコアを並べて周波数を上げていく方向へ
進んでいくような気がする。今でこそAtomはCeleronと周波数比で6割くらいの性能しかでないが、
周波数が10倍になるくらい、コアサイズのダイエットに成功すれば、それはそれで大成功なのかもしれない。



SSDが意外と速くない

SSDがHDDに比べて速くない(同程度)という記事をチラホラと見かける。
フラッシュメモリもHDDも小さいファイルの読み書きは遅い。
手頃な価格モノではその差が大きく、高価なモノは勿論速い。
つまり安価なSSDはHDD並みの速度で使えるものと思っていいだろう。
元々フラッシュメモリは書き込み速度が遅いので複数のチップに同時に
書き込み時間を稼ぐしかないのだ。しかし、安いものはコントローラをケチって
一気に並列書き込みするモードと1チップに書き込むモードしかないんじゃなかろうか。
また、Windowは、HDDに対して512バイト単位でランダムアクセスするので
この512バイトより大きなバンクになっていると小さいファイルの場合には
コントローラの処理が増え、逆に遅くなる場合もありうる。
但し、コントローラのアルゴリムズやデータ管理が進化すれば早くなる余地はある。
例えば、メモリチップをアドレスでバンク管理せず、速く書込めるタイミングにある
チップへドンドンとアドレスと書込み、読出す時にメモリに自己申請させる方法もある。
他のメモリチップに新しいデータを横取りされたチップは古いデータを空きデータとして
管理させればいいのだ。
S-ATAをハブ型コントローラで中継させて各メモリチップに自立制御させたり、
逆にメモリチップをデージーチェインで繋ぎ、すぐに書込めない場合は次のチップへ
データを渡してたりと、色々方法がありそうだ。



ATOMでもMOEできるかも・・・

多分できそう・・・。(薄笑
AOpenのXC Cube LE201である。
PCI Express x1の拡張スロットがナゼが付いているが、PCI Express2.0 x16のビデオカードでも動作するものがあるようだ。カードスロットの大半の端子が宙に浮くのでグラボの端を支えるパーツも付属しているようだ。
最悪、推奨のビデオカード以外は全滅かもしれないが、セットで買えばソコソコ遊べるかもしれない。
勿論、ケースサイズの都合上、使えるグラボはロープロファイルのみである。
とりあえず、今日見た感じでは、
「XC Cube LE201」の予想実勢価格は1万4900円。
「Aeolus F95GTD2-DCLP512X」が最安価格(税込): ¥8,670。
なので、HDD+メモリ+DVD+WindowsVista(?)でドレくらいになるのかな?
なお、ケースの前面アクセスはDVDと電源スイッチのみ、USBや音源等の端子は全部裏面でチョット使いにくそうです。前面下の3.5インチのオープンベイは、マザボにFDDコネクタが無いので使い道は定かではない。2台目のHDDを付けてもいいだろうが、HDD2段重ねの発熱を考えると、マザボの内部USB端子を前面に引き出して使った方がよさそうです。
また、ケースが同じXC Cube LE211は、CPUがAtom330プロセッサーと強化されているが、写真を見る限りグラボを支えるパーツが無く、仮にPCI Express2.0 x16のビデオカードが使えてもグラつきそうである。



高性能パソにRAIDは必要悪?

クロックが2GHzを越えたあたりから、更に高速なCPUが欲しいかと云えば欲しい。(笑
しかし、HDDが3Gbps程度のS-ATAに繋がっていることを考えると、これ以上速くても使い道がほとんど無い。1GbpsのLANカードで50Mバイト/秒の性能もCPUが速ければ多少あがりそうだが、HDDの実質最大転送速度が50Mバイト/秒なのでこれ以上あがりようがない。そう二次記憶装置の性能の底上げが無いとCPUは今でも十分なのである。
3Dゲームのテクスチャーをグラボに押し込むには高速なCPUは欲しいものの、やっぱりテクスチャーファイルが入っているHDDの転送速度が足を引っ張るのである。
まず、RAIDを組み無駄にHDDを並列化して転送速度を底上げしてこそ、2GHz越えのCPUの意味があるのである。
と云う訳で、RAIDカードが高値なので、RAID0くらいは付いている高めのマザーボードが必須である。
いくらベンチマークで高速でもソフトの起動時間が長いのでは興ざめだ。



COBOLのドコが最悪なのか【前編】

現行バージョンのCOBOLは、レアものなので、論ずる事自体意味を持たない。
ここでは、1970頃のCOBOL全盛期のものを前提にしている。

  1. データ宣言部
    • N88-BASICのFIELD文である。
  2. プロシージャ
    • N88-BASICのIF-GOTO-GOSUB-RETURNで出来ている。

こう書くとN88-BASICそのもののように思えるが、まぁ大して差は無い。
強いて言えば、実行手順に差がある。
UNIXで ps -elf  |  grep   java   |   grep  jboss > /tmp/jboss.log
とパイプで繋いでいくようにプログラムを束にして実行するのがCOBOL風である。
N88-BASICでは、
LOAD xxxx
RUN
となるので、続けて別のプログラムを実行するのは何かと面倒であった。
つまり、COBOLでは、1個のプログラムをいくつかのパート分けするのが普通で、
急ぐ仕事程、細かなパートに分けられていった。
※パート分けという仕事は、設計というより、分担であった。
しかし、この方法によって、大きな方法論上の収穫があった。
なんでも、一本のプログラムにしてしまうと、ちょっと変ったものが必要になっても、
一から作り直した方がマシなのはVisual-Studioを使っている人なら理解して
もらえるだろう。
プログラムをある程度の大きさに分類するという基本的な考え方はCOBOLで成立した。
しかし、物事が複雑になると、ある程度の大きさに分類しても大まかすぎで訳がわからない。
例) 月旅行 = 月に行く + 地球に帰る
もっと、人を動員して、
「月に行く」チーム+「地球に帰る」チーム
更に細かく・・・と、普通のプロジェクトが人海戦術で組みあがっていくように、
COBOL社会でも上級SE,中級SE,下級SE、PG(プログラマ)、CD(コーダー)と
階層社会が出来上がっていったのである。
つまり、上級SEとは予算や人材確保などプロデューサ役のことであった。
しかし、今では、下級SE~CDまでは、PG+テキストエディタ+階層構造を持ったコンピュータ言語で十分。
人件費削減というわけではなく、SE階層化社会が生み出す延々数百(あるいは数千)ページの【仕様(あるいは願望)定義書】よりも、
図式化した【アルゴリズム】や【フローチャート】の方が、まだ理解しやすいし、今でもある【ワークフロー】の方がマシである。
※個人的には【UML】は、【仕様(あるいは願望)定義書】の子孫だと思っている。だって、意味不明でしょ???
この辺の事情から、SEの階層を増やす続けるよりもプログラミング言語の方に階層構造を持った方がマシと
思う人が少しづつ増えていった。
エドガー・ダイクストラ etc
そうは云っても現実社会を支え活躍中のCOBOLとFORTRANに変革(言語仕様変更)は混乱の元でしかなかった。
そして、今やCOBOLとFORTRANは取り残された化石言語になったのである。
しかし、

  • 何が必要なのか?
  • 何を求められているのか?

目で肌でしっかり感じることが可能だった時代にはSE多重階層化社会が一番向いていたのかもしれない。

合掌。



至上最低のコンピュータ言語と云えば

一位は、COBOL。これは永遠なんじゃなかろうか。
自分じゃ何もできない、ライブラリィ結合専用である。
IPO(Input – Process – Output)の塊。
今でも行番号に意味がある。 ex) goto 1500
二位は、Java。
前は一位との差が大きかったが、最近は0.2ゲーム差程度に縮まり
三位以下を大きく引き離している。
元は簡素な言語だったが、今では巨大なクラスライブラリィが必要なFATな言語である。
COBOLと違い、自分で大方できるけど、他クラスライブラリィやJREへの依存度高く、
パッケージ間の相性が時系列的に不安定である。
テキストファイルを読む手間が一番面倒な言語であったが、
さすがに悪乗りしすぎたと後悔したのだろう。
JREのバージョンが上がるたびに、少しづつ簡単になっている。
とにかく、どうでもいいような仕様変化が激しく遊び半分に使う分には楽しいが、
仕事では使いたくない言語の最右翼である。
今でも、Stringクラスはオーバーロード不可で、ディストラクター未実装とか、
内部事情の制限事項が多々あるので、プラットフォームやワークフレーム上で
組むといずれ使い捨てるしかない。
三位は、C++。
21世紀になって、大暴落、いや一気に上位に食い込んできた。
多階層で使えないSTLのできの悪さや、型宣言の厳密度のUPで、
厳密に書けば書くほどに、チビプログラムの集合体になるか
誰も読めないインターフェースだらけになる。
今では、standard C の正反対な言語になってしまった。
・・・
今では Visual Basic は、ランキングの下位になってしまった感があるなぁ・・・。
21世紀になってコンピュータ言語は、概ね劣化したといっていいだろう。
ある意味堂々一位のCOBOLの親戚になりつつある。




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