ファンレス小型ベア

製造プロセス32nmの「Atom D2700」(クロック周波数2.13GHz)採用のファンレス小型ベアボーンと云うことで、ATOM初の2Ghz台。でもチップセットはNM10 Expressのままで、内蔵GPUはGMA 3150からGMA3650に替わっている。PowerVR SGX545をベースに組み込まれたものだそうだが基本性能はほぼ同じ(50歩100歩の差)でHDMIなどをサポートするようになった。それよりもメモリがDDR2-800MHzからDDR3-1066MHz対応に替わり、消費電力は13W⇒10Wに下がっている方に目が向く。
見つけた商品(もうすぐ発売予定)の情報は、

  • ストレージ:mSATAインターフェースと2.5インチシャドウベイを1基。
  • メモリー:DDR3 SO-DIMM×1、サウンド、ギガビットイーサネット×2。
  • 映像出力端子にはDVI/VGA/DisplayPortの3系統を用意。
  • ACアダプター付属、消費電力は15W(最大30W)。

ということでファンレス高級機らしく価格も5万5000円前後とリッパです。ファン必須ならJetwayのNC9KDL-2700などもある。
安いものだったはずのAtomのマザーボードがCPU付きとは云え、1万円以上するようになって人気落ちしていると思うのはボクだけだろうか?
実はファンレスPC(AtomでもAMD E350でも)って熱が篭るから24時間稼動には向かない。
使う時だけ電源を入れて使い終わったら直ぐにパワーオフが原則だと思う。
使いっぱなしにしてメモリ化けし放題になったりHDDやSSDが逝かれても知らないよ?
(高価な車載専用パーツを使うなら別だろうけどね)
自分なり工夫してファンレス化した時は、24時間稼動中で一ヶ月後に2.5インチのHDDからギーギー音が出てっぱ無しになりバックアップ完了と共にお亡くなりになりましたので、SSD化。しかしDC-DCコンバータに近いDDR2メモリが崩壊し交換。D510に変更後は再起動に失敗したり色々不具合が発生したので、音の小さな低速ファン付きのAntecのMiniITxケース(ISK300-65※生産終了品)に変えちゃいました。そして今はAMD E350にしてみてる。




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