マイクロプロセッサー

IAとかコアとか色々呼び名があるマイクロプロセッサーですが、
要はCPUの主要な機能でメモリに並べた命令を順次に実行する回路のことです。
そのため、

  1. 命令を置いてあるメモリアドレスをカウントアップするアドレスカウンタ
  2. 読み取った命令に応じて演算の種類やデータの経路を設定する回路
  3. 云われたとおりに演算する回路

の3構成になります。
実際には
仮想記憶用に仮想アドレスを実アドレスに変換する回路

DIMMなどの遅いメモリより速いけど小容量のメモリ
も入っていることが多いです。
そう考えるとCPU以外のICはザコの様に思えますが、
グラボのグラフィック専用のチップの演算能力はIAを遥かに凌ぎますし、
大抵の周辺機器にはコントローラとしてマイクロプロセッサが組み込まれています。
もっと云えばスイッチングハブやルータの中にだって入っています。
マイクロプロセッサを使う一番の利点はエラー処理です。
これはゲートICで作れなくもないのですが、使用頻度は少ないので、不具合や想定外の使い方に事前に対応することが難しいもので、プログラム制御した方が安心ですよね。
ルータの設定画面もブラウザを使ったりしますが、これをゲートICで作る・・・
ことは考えたくもないですね。
 
たとえばこのWordPressなどのブログが
ゲートICで出来ていたら・・・
無料で配布なぞは絶対無理でしょうね。(大笑)
 



  • マイコンなしの汎用ロジックICだけで作ることを考えてみる……?
    プログラムカウンタはICが出てるのでそれを利用するとして、ネックなのはやはりデータを保持しておく部分か?
    blogという形式上要求される仕様は、データ保持部分は不揮発かつ書き換えが可能というものだろうし、順当にDIPSWでも使ってデータを保持する?
    2.54mmピッチ16pin(8bit)のサイズが22mm*10mmらしいので(某O社Datasheet)、正方形に近くなるように配置したとして(22mm*20mm)これが16bit=2byte
    1KBのデータをストアするには 1*1024/2=512 個必要で、やはりこれを正方形に近くなるように配置すると sqrt(512)=22.62…
    縦横に23個敷き詰めるので、22mm*23と20mm*23で506mm*460mm、50cm*46cm ほど面積を食うのがわかる(1KBあたり)
    このエントリのサイズがhtmlのみ(js/cssなし)で30,291bytesっぽいので、約30byteとしても縦5*横6に配置して 縦50cm*5 横46cm*6 から、250cm*276cm と出る
    DIPSWが2.5m*2.7m並んでるだけでも考えたくないのに、30291個ものスイッチをエントリ更新のたびに上げ下げしないといけないとか絶望
    あれかー、前提がクソすぎ? まっとうにEEPROMとか使っちゃえばOKだって?
    じゃあそれを制御する回路を汎用ロジックICで組まないとなりませんね
    通信規格をI2CにするとかレジスタはFlip-Flopだどうのこうの以前に、制御回路としてのCPUもどきっぽいのを組まなきゃいけない時点で絶望
    いやー今のCPUってほんとすばらしいですね。
     

    • 今帰った。
      新手のスパムだな。(笑)
      そんなの面倒だから、中にコア(CPU)搭載なのが多いよな。
      今ではそんなリッチな組み込み用大容量メモリのデバッグ機の
      綺麗なサンプルがAndroidって名前が付いているようだが・・・


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