Windows8。
あれは間違いだった。
そう云うことなのか?
さらばWindows 8、初めましてWindows 8.1
そんなタイトルまで見てしまった。
実際のところ、Windows7あたりから既にWindowsのデスクトップは老化を始めている。
今はタブレットとかそういうことではなく、画面の切り替えすら変になっているのだ。
例えば、とても遅いファイルサーバーのフォルダを開き、EXCELファイルをクリックしてみよう。
※ここでは、「とても遅い」とは100MBに満たないEXCELシートがなかなか開かない性能を意味する。
EXCELは白紙を広げたまま、しばらくは立ち往生な状態になる。
その間に、裏に隠れたブラウザを手前に出そうとクリックしても、白紙のEXCELが退いてくれない。
どうしよう?
答えは、踏みとどまる白紙のEXCELをクリックし、再び裏に隠れたブラウザをクリックすると、やっと白紙のEXCELが退散する。
そう、手前に出た後一度もクリックしないと、TOPMOST状態になるのだ。
WAIT状態になったスレッドがWM_CLICKメッセージでPeekMessageからEXCELに戻り、
呼び出されたDispatchMessageによって半ばハングアップ状態の呪縛が解かれるのだ。
遅いディスクI/Oを使うだけでWindows7はその脆さを露呈してしまう。
もうお判りだろう?この現象はMS-EXCEL200Xを使っていると起きる現象だ。
だから、新しいEXCELを買えと云うことなのだろう。
しかも、ネットワークのファイルパスが長すぎると「DDEが~」とか言い出してEXCELは姿すら見せない。
これも、新しいEXCELを買えと云うことなのだろうか?
勿論、デスクトップにファイルをコピーして開き、編集した後にファイルサーバーに移動してしまえばよいのだが、「共用」ファイルの場合はこの方法では安心できない。
ネットワークドライブを使い、短いファイルパスを使う様にしないとダメなのだろう。
その辺はWindows8でもタブレットでもWindows8.1でも、変わらないだろう。
WIndows7でも8でも即画面が映るブラウザでは支障は無い。
訴求効果を狙い、スタートボタンを無くし、デスクトップを扱いにくくし、メニューや全画面に回帰しようとしたWindows8はデスクトップUIとして扱いにくいものでしかない。
そう結論付けてWindows8.1が出ても
また、新しいEXCELを買えと云うことになるのだろう。
そう考えると、もう互換性が低くなってしまったWindowsを買い替えることはトラブルの元でしかないし、無駄にバージョンアップのお金もかかるだけだ。
なぜ、そんな後ろ向きな製品になってしまったのだろう?
単に技術力が足りなくなったせいなのだろうか?
だがそれ以上にボクはファイルサーバーのEXCELシートを手軽に(右クリックで)読込み専用モードでEXCELシートを開けない「新しいEXCEL」に用は無い。
だって、Windows3.1bからのレガシーなEXCELユーザですからね。(大笑