何故?Haswell【LGA1150】版Thin Mini-ITXマザー

Thin Mini-ITXの魅力は、薄さである。
何台も用意しなければいけないなら用途(会社のPCの仮想デスクトップ化など)では、厚みが薄いと並べるのが楽だ。1cm低くなれば10台並べると、10cmも余裕が出てくるからだ。規模が大きいほど、実感できる。
Thin Mini-ITXより小さいnuc(規格ではなく企画モノ)はThin Mini-ITXよりちょっと厚い。理由は基盤の片面にコネクタ類とCPUの冷却機構を取り付けるスペースがないので、片面にコネクタ類、反対側に冷却機構を取り付けておりエアーフローの邪魔になる突起物が無いので冷却効率は良くなっているので、一番薄いのはThin Mini-ITXなのだ。
一応、Thin Mini-ITXマザーにもPCIeスロットは付いているが、×4である。ノートPC嗜好であるHaswellではデスクトップ向けではGPUはIvy Bridgeとそう変わらない、またHaswellになってTDPが上がった分しっかり冷却できるのか?ちょっと疑問だったりする。もっとも待機電力はぐっと下がった分、チブチビと使う分には、問題ないだろうけどね。(笑
で、HaswellのThin Mini-ITXにどんな魅力があるだろうか?GPU抜きでBlog鯖でも作るならOKかもしれない。しかしGPUも使う仮想デスクトップ向けとなると、どうだろう?高効率の画面データの圧縮支援でもあればよかったかもしれないがそんなものはないので、白っぽい画面では画面の更新も普通ではあるけど、ロック画面(大抵は黒っぽい)にするとバラバラバラバラとタイル塗りするようなのはげんなりする。そう仮想デスクトップするならそれなりの動画圧縮支援付のGPUが付いてる方がいいのだが、GPUの性能によほど余裕が無ければ無理な話なので、仮想デスクトップはいつまでもバラバラとロック画面に切り替わることになるだろう。
という訳で、デスクトップもIvy BridgeからHaswellに変えても、さっぱり違いが判らないが、Thin Mini-ITXも同じである。
多分、GT3e搭載のnucでも出れば、買い替えてよかった!とでも思うのだろうが、そんな商品が出る予定を聴いたことは無い。(大笑




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