確かにそうなんだけどね

今更な気もしたけど

Gメールは1人15GBの容量なんて確保してないらしいよ

を読んでみると、いつものペースでクラウドの記憶容量を増設していれば、仮に利用者全員が15GBぐらいの容量のメールを貯め込むのにもそれなりの時間がかかるので十分に間に合うというお話の様だった。
それはいいとして・・・

利用者に大盤振る舞いするほど、

実際に利用者全員が容量を使い切るまで結構な時間がかかるので

増設完了まで十分な時間が稼げる。

ということは意味深い。

MMORPGなら、HPが100,000ぐらいのタンクがいて、HPを100,000ぐらいノンビリと持続回復してくれるヒーラーがいれば、何も怖いものはないという感じかな。

なぜなら・・・

利用者が利用できる容量を1GBから1.1GBに増量などと小幅な増設を行うと、

実際に利用者全員が容量を使い切るまで時間はほんのわずかしかなく、

利用者にアナウンスする前に大急ぎで確実に増設しなくてはいけない

それでいて、利用者にはさっぱりメリットない。

MMORPGなら、HPが100ぐらいのタンクがいて、一度にHPを10ぐらいしか回復できないヒーラーがいても、出てくるのは汗ばかりという感じかな。

ということだからだ。
 
ただ、オンラインゲームでは
一気に利用者が集まってしまうと、そんな余裕なぞ微塵もなく、サーバーの記憶容量どころかパソコンからサーバーまでのISPの回線すら不足する始末。
アップデートの度にインできなくなるのは毎度のことなので、「課金者全員が同時にログインできるロビーなんぞ用意する訳が無い。」って酔っぱらったPが呟いてた言葉にも実感があったし、
仮に改善されたところで、サーバー内の街が大量のキャラで、ぎっしりと埋め尽くされ、不自由この上ないだけ、誰も得をしないのだから、あえて全員分を用意しないからこそ、みんな幸せになれるのだ。
それにインターネットはベストエコー(最前を尽す)なので、回線の通信速度が速いほど混雑するサーバーに接続できる可能性が高くなるガチガチなガチャそのものなのだ。
と思っていたら・・・
ちょっと変わった意見を見つけました。
この記事について「少なくともエンプラやってる立場で民生品のSATA HDD使わないし、仮に使うとしても3重バックアップを1筐体で行うわけがない。」という考えの人もいた。
よく判らないけど、記事の「実際には1つのデータを3台程度のハードディスクに重複して記録しているはずなので」の部分を
RAIDやHadoop(実用的な読み書き速度がでるなら)のことを匂わせているとは思わなかったらしい。
というか・・・「ペタバイト級の容量のHDDのバックアップ」ってどうやるんでしょうね?
8TBのSATA(Rev3.0)のHDDって物理転送速度 – 6Gb/s、実効転送速度 – 4.8Gb/s (600MB/s)しかないので、全容量を転送するのに、8(T)×1024(G)×1024(M)(Byte)/(600MB/s)=13981秒=233分=3.88時間もかかる。毎日バックアップに3.88時間も止まっているメールサーバーなんて嫌だなぁ。rsyncするのが妥当だろうけど、復旧には最低でも3.88時間かかるハズ。
 
全く想像が付きませんでした。
完全に想定外ってやつですね。




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