GPUを強化したBroadwell-K

Core i7 4790Kで貧相なGPUじゃしょうがないと書いた。
そう思った人が多かったのだろう。
急遽、GPUを強化したCore i7-5775Cが出た訳だけど。
CPUは若干性能低め、但しマルチコアやマルチスレッド対応のゲームなら、若干性能高めになっている。
色々な記事を読んでいると、4790Kに比べ5775Cがクロックが低めになっているのは、4790Kと同じクロックまで上げると、消費電力がググっと増え、電力/処理性能・比(小さい程良い)が悪くなってしまい、アピール性に欠けるためらしい。
どの記事もOCせず普通にゲーム系のベンチマークを動かしてもGPUが力強く働くので4790Kより消費電力が増えており、これに4790K並みのCPUクロックにしてしまうと、飽きれるくらい消費電力が増えてしまいそうな勢い。
チップ自体の価格も高め設定になっているし、ゲームするなら、(存在しない)GPU未強化Broadwell-Kとグラボの組合せの方がお得ということになる。
Broadwell-Kは、
今のPCのオンボではゲームがモタツクけどグラボは付けたくない人。
オンボードのGPUに頼るしかないnucなど小さなケースを利用する人。
そんな明確な方向性を持ったCPUなのだろう。
今のスティックPCはAtomばかりだがいづれCore i7(高性能スティックPC)版も出てくる可能性があるのかも。
勿論、ゲームはより快適になるが、消費電力もそれなりに上がる。どの記事にも発熱に関する情報が無いが多分増えているのだろう。
TDPにはゲーム成分が含まれていない様だ。
ブログ鯖でもマルチスレッド性能が上がっているのなら使い道はあるが、CentOSの最小インストールならUEFIとインストール画面しかGUIしないのでほとんど使わないGPUの分だけ高価格になっていて不向き、ただCentOSのデスクトップ画面を使うために安いグラボを付けているならスピンドルを1つ減らし耐久性を高める意味はありそう。




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