どれも仮想マシンを作る時に使うものだけど
実際ドレがいいかと云えば、たいして変わらない。
- Linux入れた後に仮想マシンを作りたいならKVM。
- WindowsServerやWindows8ProならHyper-V。
- WindowsのHome版ならVMware。
な感じで使っている。
使いやすさやパフォーマンスについては、
- XPならVM Player。
- Linux系ならKVM。
- Windows系ならHyper-V。
- Toolを入れるとコピペが楽。
- ホスト側のドライブが繋げられる。
- ゲストとホストで系列を混ぜると色々面倒。
- ネットワークやファイル共有とか設定が面倒すぎる。
- 自動シャットダウンは何かと不安。
- KVMホストをシャットダウンする時にゲストをサスペンドさせると・・・
- 時々ファイルが壊れるので、綿密なバックアップが必須。
- Hyper-VやKVMの
shutdownは
、ゲストの電源ボタンを押してくれるので便利。 - Windowsゲストを入れている場合はシャットダウンをトリガに長~いWindowsUpdateの処理が始まることがある。
- Hyper-Vのゲストシャットダウン完了の待ち時間はデフォルトは120分だったらしい。
- Hyper-V(Windows Server 2008) ※最近のものは不明
- HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Virtualization\ShutdownTimeout
- Hyper-V(Windows Server 2008) ※最近のものは不明
- KVMのゲストシャットダウン完了の待ち時間はデフォルトは3分らしい。
- /etc/sysconfig/libvirt-guests
- # SHUTDOWN_TIMEOUT=300
- /etc/sysconfig/libvirt-guests
- Hyper-Vの自動停止アクションの「仮想マシンを停止する」が
shutdown
なのが強制電源OFFなのか不明。 - Hyper-V(WindowsServer2012,Windows8.1)のホストを再起動した時にゲストが自動シャットダウンしない場合あった。
- KVMホストをシャットダウンする時にゲストをサスペンドさせると・・・
な感じ。
仮想マシンは、OSの中にOSを入れる訳で、ホストもゲストも性能が悪くなりやすいから、CPUの仮想マシン用の命令を使う事が多く、今では、仮想マシンの中に仮想マシンを入れて、更に仮想マシンを・・・と云う入れ子は眼中には無いようだ。
社員に1台づつPCを配布しているなら、好きな様にいくつも仮想マシンを作れて便利。
しかし、データセンターの仮想マシンに手元のPCからリモートデスクトップで接続してる場合は、一人につき仮想マシンは1個か2個な感じになるだろう。
そうなると、インストーラーのテストするなら、手元にインストーラーのテストPCを置いて仮想マシンをガンガン壊しまくった方が便利だ。
それに仮想マシンを好き勝手に変えると接続できなくなってしまうこともあるので、 一般ユーザでの利用が無難。でも管理者モードが使えずアプリのインストールもままならないかもしれない。
な訳で、仮想化は、何でもデータセンターに統括すれば良しという訳では無い。
- 仮想マシンをガンガン壊しまくるなら、手元のPC。
- デモやプレゼンのためにWEBサービスを立ち上げるなら、クラウドの仮想マシン。
- 沢山の社員が定型業務で特定のアプリだけ使うならインストールやメンテが楽(?)なプライベート・データセンターの仮想マシン。
な感じかな?
ただ、外部とネットワークが遮断された環境では、
手元のPCにWindowsのプレビューを試しに入れてみるということすら難しい。
色々な更新がやってくるが、全てネット経由なのだ。
つまり、
あれやこれやと制限すると、ちゃんと使える様に管理したり運用するのは、とても大変で、
また一方では、何でも自由に変えられると、トラブルが絶えない。
この按配がなかなか難しい。(大笑
そして、仮想マシンを使うメリットが発生するそもそもの元凶は
『インストールがメンドクサイから、嘘だと思うなら10回やってみな!終電の方が先にやってくるよ!』
の一言に尽きる。
もちろんよくあるWindowsにMS-OfficeとVisualStudioを加えたインストールなんだけどね。