【KVM】キックスタートを使ったCentOS7.1のゲストのインストール

CentOS7のKVMゲストをvirt-installで作るには
/rootに以下のファイルを作り、
1.centos.7.ks.cfg  (キックスタートファイル)

#参考 url
#http://ngyuki.hatenablog.com/entry/2013/10/16/233656
#http://qiita.com/ngyuki/items/fd469fec1cea873de0bf
#version=RHEL7
install
text
cmdline
skipx
#とりあえず画面もキーボードも日本語で設定。
lang ja_JP.UTF-8
keyboard jp106
timezone Asia/Tokyo --isUtc --nontp
#--noipv6は好み次第、Win10では青い画面の原因。
network --hostname=ドメイン付のホスト名 --onboot yes --device eth0 --bootproto dhcp --noipv6
zerombr
bootloader --location=mbr
#ラフなパーテーション設定なので要確認
clearpart --all --initlabel --drives=vda
part /boot --fstype=xfs --size=500 --asprimary
part swap --size=1024
part / --fstype=xfs --size=1 --grow --asprimary
#仮のパスワードはpassword。
rootpw password
user --name=管理者のユーザID --password=password
auth --enableshadow --passalgo=sha512
#邪魔なものは全て外しておきますので、適宜調整してください。
selinux --disabled
firewall --disabled
firstboot --disabled
reboot
#
repo --name="CentOS"  --baseurl=http://ftp.riken.jp/Linux/centos/7/os/x86_64
#以下は最小限程度です。必要なパッケージは適宜追加してください
%packages
@base
@core
%end

2.create_kvm_centoa7.1_guest.sh (virt-installのパラメータを組上げるシェルスクリプト)

#ネットワークインストールするリポジトリURL指定
 REPOS=http://ftp.riken.jp/Linux/centos/7/os/x86_64/
#KVM上での名前(CentOS7.1)を指定
 IMAGE_NAME=CentOS7.1
 IMG_PATH=/var/lib/libvirt/images
#virt-installでインストールする ディスクサイズは20GBになっています。
 virt-install \
 --name ${IMAGE_NAME} \
 --ram 1024 \
 --disk path=${IMG_PATH}/${IMAGE_NAME}.qcow2,size=20,format=qcow2 \
 --vcpus=1 \
 --hvm \
 --os-type linux \
 --os-variant=rhel7 \
 --nographics \
 --location="${REPOS}" \
 --cpu host-passthrough,+lahf_lm \
 --network bridge=br0 \
 --initrd-inject=/root/centos.7.ks.cfg \
 --extra-args='inst.ks=file:/centos7.ks.cfg console=ttyS0'

sh ./create_kvm_centoa7_guest.sh  を実行して暫く待つ。
※この例ではミラーサイトを参照してインストールしていますが
フルパッケージのISOイメージをダウンロードして使った方がいいでしょう。

  • centos.7.ks.cfgの repo文を削除
  • create_kvm_centoa7_guest.shの REPOS変数をダウンロードしたISOファイル名に変える。

※/tmp以外にISOイメージを配置すると、いくら工夫(777)しても「読めない」エラーをすり抜けることができませんでした。
 




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