2010年のCPUって100GHzってことは無かった。
20GHzも無理だった。
第一の問題点は、消費電力。
がんばって作った新コアは、漏れ電流が止まらず、発熱も酷すぎで、あぼーーーん。
そして旧式のコアを2個入れた Intel Core Duoが出た訳です。
現在もその流れは変わらず、6コアとかコア数が幅を利かせる世の中になりました。
もしかすると、2020年には20コアかもしれませんね。
動作原理自体の見直しをしなければ、
素子が小さくなるほどトランジスタのゲート厚も、素子間の絶縁層も薄くなり、
漏電が止まりません。
とりあえず3方向からゲートをコントロールしてなんとかするようですけどね。
※4方向からゲートを締め上げるのも時間の問題かな。
それから、素子が何億もあると、100GHzで動かすには面積が巨大すぎるように思えます。
いつまでもAND、OR、NOTで回路を作るのは無理があるのかもしれません。
有機染料の変形特性を使って機械的にCPUの命令に合う様に素早く回路を切り替えたり、
※回路の大きさが十分小さいなら、機械的に命令する回路を、物理的にキューに放り込むのも手。
熱振動の方向を揃えて、システムクロックを作ると云うか回路を脈動させて稼動するとか
何でも缶でも使いまわしていかないと無理な気がしますね。
いや~、極小スケールなら機械式計算機に先祖返りした方が速かったら、面白いですね。