※7.1ではキックスタートファイルを使わないとうまくいかない。
今のゲスト・イメージで作ったブログ・サーバーが不調気味。
https://www.centos.org/download/ からミラーのファイル名を見ると、
日付は10(or 14)-Dec-2015 去年の12月。
ファイル名は CentOS-7-x86_64-******-1511.iso と 7.2になっていたので、またKVMゲストを作ろうかな。
※すぐに7.3が出そうな悪寒がするけどキニシナイ。
ISOイメージをダウンロードしようとしたら2~5時間ぐらいかかるみたいなので、ISOファイルを使わずにALLネットインスト。
でもミラーサーバーの旧バージョンにはREADMEしか見当たらなかったので一応ISOイメージをDLしておいた方がよさそう。
1./rootにキックスタートファイル(centos7_2.ks.cfg)を作る。
※中身は7.1の時に使ったファイルを修正(/7/⇒/7.2.1511/)。
※–hostnameのドメイン付のホスト名は何かに変えておくこと。後でも変えれるけどね。
※管理者のユーザIDは何かに変えておくこと。後で変えられない。
#参考 url
#http://ngyuki.hatenablog.com/entry/2013/10/16/233656
#http://qiita.com/ngyuki/items/fd469fec1cea873de0bf
#version=RHEL7
install
text
cmdline
skipx
#とりあえず画面もキーボードも日本語で設定。
lang ja_JP.UTF-8
keyboard jp106
timezone Asia/Tokyo --isUtc --nontp
#--noipv6は好み次第、Win10では青い画面の原因。
network --hostname=ドメイン付のホスト名 --onboot yes --device eth0 --bootproto dhcp --noipv6
zerombr
bootloader --location=mbr
#ラフなパーテーション設定なので要確認
clearpart --all --initlabel --drives=vda
part /boot --fstype=xfs --size=500 --asprimary
part swap --size=1024
part / --fstype=xfs --size=1 --grow --asprimary
#仮のパスワードはpassword。
rootpw password
user --name=管理者のユーザID --password=password
auth --enableshadow --passalgo=sha512
#邪魔なものは全て外しておきますので、適宜調整してください。
selinux --disabled
firewall --disabled
firstboot --disabled
reboot
#
repo --name="CentOS" --baseurl=http://ftp.riken.jp/Linux/centos/7.2.1511/os/x86_64/
#以下は最小限程度です。必要なパッケージは適宜追加してください
%packages
@base
@core
%end
2./rootにKVMクライアントのインストールファイル(create_kvm_centos7_2_guest.sh)を作る。
※中身は7.1の時に使ったファイルを修正(/7/7⇒/7.2.1511/、CentOS7_1⇒CentOS7_2、centos7.ks.cfg ⇒centos7_2.ks.cfg )。
※KVMホスト側でネットワークブリッジを設定していない場合は–network network=default にする。でも後で変えるのはとても大変。
#ネットワークインストールするリポジトリURL指定
REPOS=http://ftp.riken.jp/Linux/centos/7.2.1511/os/x86_64/
#KVM上での名前(CentOS7_2)を指定
IMAGE_NAME=CentOS7_2
IMG_PATH=/var/lib/libvirt/images
#virt-installでインストールする ※ディスクサイズは20GBになっています。
virt-install \
--name ${IMAGE_NAME} \
--ram 1024 \
--disk path=${IMG_PATH}/${IMAGE_NAME}.qcow2,size=20,format=qcow2 \
--vcpus=1 \
--hvm \
--os-type linux \
--os-variant=rhel7 \
--nographics \
--location="${REPOS}" \
--cpu host-passthrough,+lahf_lm \
--network bridge=br0 \
--initrd-inject=/root/centos7_2.ks.cfg \
--extra-args='inst.ks=file:/centos7_2.ks.cfg console=ttyS0'
3.sh ./create_kvm_centos7_2_guest.sh でインスト開始。
4.暫く待つ。(数十分)
※OSImeage作成後のリブート時にdracut-initqueue・・・が時々でてきて延々と待たされることがある。(今までの最大待ち時間39分
原因:DHCPサーバーがなかなかIPアドレスを割り振ってくれない。
5.(・_・)フツウにrootでログイン。パスワードはキックスタートファイルに書いてある様にあくまでも仮。
6.ip a でIPアドレスを調べる。
7.一旦poweroffし、KVMホストから virsh start CentOS7_2で再起動。
8.試しにTeraTermで先のIPアドレスに接続してみる。失敗した場合は、KVMホストから virsh console CentOS7_2で接続。
※初回の接続までかなり時間がかかるらしい。
9.とりあえずパッケージを更新
yum -y update
10.自動更新設定
yum -y install yum-cron
vi /etc/yum/yum-cron.conf
apply_updates = yes
systemctl start yum-cron
systemctl enable yum-cron
11.ホスト停止時にゲストを停止できる
yum -y install acpid
systemctl start acpid
systemctl enable acpid
10.他の設定の確認
getenforce
Disabled
12.KVMゲストを終了
poweroff
ls -h /var/lib/libvirt/images/CentOS7_2.qcow2 でみると20GBもある・・・
中身は圧縮形式だけどね。
13.qcow2形式ファイルを圧縮
qemu-img convert -c -f qcow2 -O qcow2 /var/lib/libvirt/images/CentOS7_2{,.compress}.qcow2
※とても長い
rm -f /var/lib/libvirt/images/CentOS7_2.qcow2
mv /var/lib/libvirt/images/CentOS7_2.compress.qcow2 /var/lib/libvirt/images/CentOS7_2.qcow2