ヒッグス場との相互作用により素粒子に質量が与えられえる。
とされる。
短い動画で「動きにくい」ヒッグス場で素粒子がもがいている様子を伝えるものが多い、それは素粒子の「動きにくさ」を単純に表現するには都合が良いが実際の「ヒッグス場」の働きとはまるで違う。
「ヒッグス場」では「素粒子の運動量の変化」を抑制する要因としての「質量反応」を引き起こす力場あるいは中間子であって、それ自体は「素粒子の運動量の変化」を引き起こさないからだ。あくまでも反応を仲介する場でしかない。
ブラックホールの重力場もブラックホールと対象があって「発現する場」でブラックホールしか存在しないなら「発現しない」のと同じだ。※厳密にはブラックホールを観測する視点をどこかに移動すればどこからか光が通過する可能性はおおありなので「対象」が全く無い状況はそう多くないと思う。
またヒッグス場で起きる「質量」も、一般に観測する「質量」の1要因でしかない。
というのも素粒子が持つ多様な運動で引き起こされるモーメントの影響を差し引くと「ヒッグス場反応で発生する質量」は小銭程度になってしまうのだ。
観測された質量
=モノ本の質量(ヒッグス場によるもの)×多様な運動(素粒子反応)によるモーメント
=モノ本の質量(ヒッグス場によるもの)×(運動1によるモーメント+運動2によるモーメント×・・・×運動Nによるモーメント)
と概ねそうなっており観測された質量の総量は変わらなので、
素粒子の運動(エネルギー順位とか色々)が分類されるほどに
素粒子の構造が階層化され多様な運動を付加されるほどに
ヒッグス場によって発生したモノ本の質量は小さくなってしまうのである。
素粒子ってかなりヤンチャだが質量は普通の小心者なのである。
そして、現在の解釈では1%程度ではあるが、式の右辺に
モノ本の質量(ヒッグス場によるもの)×
がある限り、ヒッグス場がなければ「観測できる質量は0」になるのも確かなので、
たかが1%されど1%なヒッグス場なのである。
ではどこまで小さくなるのだろうか?
予想としては、質量に対応する重力場が他の力場と比較して非常に弱いとされているので、最終的にはその比率程度まで小さくなる様な気がするので1%程度と考えられているということは・・・
素粒子の大元にたどり着くまでの道程はまだまだ長そうである。
仮に「常に質量0」なら「時間」は存在しない。
なぜなら運動量やエネルギーを緻密に計算しても質量=0であれば常に運動量やエネルギーは0になるから、その観測系に変化は無く、実質的に「時間を感じ取れない」から「時間が存在しない」のだ。
ところが、エネルギーは持ってるけど質量0とされるものに光があり、実際に振動数で現れる波動エネルギーを持つが光同士は衝突せず互いを素通りするのでヒッグス場の影響を受けないみたいで「質量も無さそう」な「よく解らないシロモノ」になっている。
光同士は素通りするが、質量をもつ対象にエネルギーを伝達すると、途端にヒッグス場の影響を受けて質量をもつ対象は色々な反応を引き起こすがこれは質量をもっているモノのせい。