今全然元気が無いエルピーダメモリが64MビットのReRAMの開発に成功。
来年中にGビット級のチップの量産を目指すらしい。
ReRAMは電気抵抗値を変動させて記憶させるので電源が切れても情報が消えない不揮発性メモリだ。
開発したReRAMのアクセスタイムは10nsぐらいとSSDやUSBメモリに使われているフラッシュメモリより速くまた書き換え回数は100万回以上と多い。
これで勢いが付くかもしれないが特許料とかで高価なシロモノになるんじゃなかろうか?
書き換え回数制限もあり、依然としてコントローラにはウェアレベリングが必要だ。
フラッシュメモリとの差別化は
- 高速アクセス。
- 書き換え回数が10倍以上。
なので、単純にHDDの替わりではフラッシュメモリと変わり映えがしない。
DRAMの替わりに使えば、
- DDR3-DRAMより消費電力がお得?(逆に湯沸し機になるかもしれない)
- UPSが無くてもOK?(通信手順やOSレベルの調整は必要)
- Windowsのスリープが高速化
- クラスター構成なら利用率が低いユニットごとPowerOFFとかできそう
とかの方がメリットがありそうだ。
勿論、WindowsやAndroidOSのサポートは必須だ。