ファーストガンダムのオープニングメッセージではなく、
なんのことはないボクが50才になっただけのこと。
その間、冷戦があり気候も寒冷化しつつあるとか云われてたけど、
冷戦が終わると気候の温暖化が問題になりイスラムの春なんてのもやって来た。
しかし、増えすぎた人口に関してはこの半世紀の間何も解決策は見出されてはいないし、
物覚えが付いた頃から問題視されていた日本の少子化や超高齢化や年金崩壊も解決策は見出されていない。
勿論、消費税を10%にしたところで、1年間は借金が減るかもしれないが、翌年には借金が元通りになるはず。
と云うのもあればあるだけ使い込む政府なので、予算が増えるほど、平気で借金も枠増ししてしまうのだ。
なぜ、問題の先送りが恒例化してしまったのか?
1つにはサラリーマン向けの厚生年金が原点にある。
耐えがたきを耐え、偲び難きを凌び、無事定年までそこそこ大きい会社に居られれば、厚生年金が貰える。
つまらない会社を飛び出し小さな会社に移っても給料は減るしボーナスだって貰えるかどうか怪しい、
おまけに老人になった時には会社が小さく積み立てが少ない分減った厚生年金になってしまうか、
悪くすると会社が倒産すればもっと少ない国民年金しか貰えなくなる。
みんな当座の生活と老後の年金のため、
多少の理不尽にはダンマリを決め込む傾向はこの半世紀で確定した。
2つめとしては、労働組合の不人気。
JRの前身の日本国有鉄道が年中ストをやっていた頃から、労働組合は自分たちのことしか考えない奴ら。
というのが定着した。
3つめとしては、政治家の不人気。
これは今将に印象深いものになっているハズ。
つまり、他人はさっぱりあてに出来ないということが染み付いた日本人は、徹底した個人主義を貫くしかないのである。
そんな訳で、原発事故が「人災」とか云っても、所詮は「他人に責任を負わせる」ための方便でしかなく、
安ければ「原発OK」、トラブれば「原発NO」と気のみ気のままなのだから、
自業自得と云ってもよいだろう。
ボクの問題でもあるが、
君たちの問題でもある。
そしてどの問題も解決策なんてある訳がないのだから・・・
と、ここまで書いて気が付いたが、どこかの「社説」っぽい内容になってしまったな。(大笑)