なぜブラックホールからガスが噴出されるのか?

光さえも吸い込んだら逃げられないと云われているブラックホールから光速に近い速度でガスが噴出されるのか?
不思議だが似たような現象を利用したものにイオンエンジンがある。
正負2つの電極の間にイオンを置くと、どちらかに引き寄せられる。
もしプラスイオンばかり置けば、全部負極に吸い寄せられる。
この負極を網の目状にしておけば、そのまま負極をすり抜け吐き出される。
これって出力は小さいけど可動部が全然無いので宇宙空間ならエンジンに
使えそう・・・。と作られたのが、イオンエンジン。
吸い付く力は吐き出された後も効果があるので、吐き出された後は負極で引き戻される。
しかし、正負2つの電極の間の電界の方が力場が強いので、どんどん吐き出される訳だ。
ではブラックホールの場合はどうなのだろう?
吸い込まれていく時は、近づくほど周囲の物質の密度が上がる。
ブラックホールの光さえも吸い込んだら逃げられなくなる境界線(事象の地平面)は、回転していると横に膨らんだ球形らしい。
大方の物質は赤道面から吸い込まれるが、境界線付近では時間がとてつもなく遅くなるので吸い込まれてる先は大渋滞(降着円盤)の様に見える。半端無い重力で引っ張られているので勢い空いている車線(笑)に押し出されていくが・・・
調子に乗ってドンドン車線変更していった先では同様に赤道面から車線変更し続けた物質と南北極で鉢合わせすることになる。
半端無い引力で大量の物質が加速し続け南北極で鉢合わせしたら後はどうなるか?
もう空いてる場所は南北極の真上しかない。
勿論ブラックホールの強力な引力に引かれているのだが後ろは大量の物質でいっぱいと云うか「さっさと先に進まんかいボケ!」と突っ込まれるので南北極の真上を進むしかないのである。
しかもブラックホールから離れるほど引力は次第に弱くなっていくので、加速し続けることになる。そんな物質が大量にあり、先を進む物質があれば「さっさと先に進まんかいボケ!」と突っ込みを入れる訳である。
その結果・・・
ほぼ光速に近い速度まで突っ込まれ続けていくわけだ。
以上が、大量に膠着したブラックホールの赤道面の膠着円盤から崩れ落ちた物質が南北極付近に再集結後両極上空に向かってジェット状に噴出する現象の説明。
一個人で思考すると、大量の物質移動というロジッステックな要因に思い至らないかもしれない。
それくらい宅急便は便利なんですね・・・(大笑)
ps.
ま、そんなことを考えてると
巨大ブラックホールの重力場のうねりで周囲の物質の濃淡が出来て星が誕生したとか、
その星が集まってできた銀河も結局は巨大ブラックホールの降着円盤の外縁部でしかなく、
その星々の公転周期も巨大ブラックホールの重力とのバランスよりも長期間重力場のうねりを彷徨った影響の方が大きいのでおかしなことになっているとか
巨大ブラックホールの重力場の影響を受けなかった物質は宇宙の膨張によってどんどん希薄になってその存在に全く光すら当たらず非観測系(物質反応の結果が多様で偏在で曖昧なまま)物質圏を形成して独自の物質法則に従った反応が総体効果で妙に巨大な斥力が氾濫し見かけ上はダークマターとなって宇宙の膨張をアシストしているとか
そのせいで巨大ブラックホール自体は遠い昔に既に蒸発し、周囲の降着円盤が沈んだ海底火山の後に残ったサンゴ礁の様になっててて、疑似巨大ブラックホールになっているとか
どんどん都合の良い方向に妄想を発散できるのかもしれない。




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