「ASUSTeK RAIDR Express PCIe SSD」
大雑把には、PCI-Express 2.0 x2のボードの上に120GBのSSDをRAID-0接続で240GBにしたもの。※SSD部分の分離は不可。
Marvell 9230 PCI-Express 2.0 SATA RAIDコントローラの先にSSDコントローラ LSI SandForce SF-2281 が2つ接続し、SATA-3以上の高速化を狙っているようだ。
今はPCI-Express接続のSSDはニッチ需要扱い、とても高い。
と云うのも、PCI-Express x16(グラボ) + PCI-Expressx1では うまく使えるのかどうか不明だし、
マザボにPCI-Express x16が2つある場合でも、x8(グラボ)+x8(SSD)接続なのか?x8(グラボ)+x4(SSD)接続になるのか?
微妙な結果になりそうなマザボもあるので、どうしても使ってみたい人向けなのかな?
※手元のASUS P8H77-V LEは、PCI-Express 3.0 x16 と PCI-Express 2.0 x16 が併用できるマザボとなっているけど、実際繋げたらどうなるかは不明。
性能は最近の速いSATAと同じくらいで、1000MB/secを越えるらしいM.2ファクターのSSDの性能には及ばないが、添付ソフトでRAMディスクを併用すれば、ベンチ上は笑えるほど高速化できるかもしれない。
ただ、自作でRAIDを組んでも何だか調子が悪いということも無い訳でないので、簡単にRAID-0をやってみたい場合にはいいかもしれない。
しかし、そこはRAID-0。
ドコか壊れると全部パー、故障率は単純にSSD単体の2倍以上(SSD単体の故障率×2+RAIDチップ)、それ故、信頼性の高いパーツが選ばれているので、バックアップはマメにした方がいい。
もう少し時期を見て、
M.2ファクターのSSDをPCI-Express 2.0 x2に変換するアダプター・ボードの方が良いとは思っているものの、
ターゲットがULTRA-BOOKなのでM.2ファクターのSSD自体がとってもお値段が高いんだろうなぁ~