コンピュータそのものは概ねブラックボックスで出来ている。
CPUとかメモリとかグラボとかマザボとか単語はよく聞くと思うけど、
ではCPUって何?有限オートマンなチップ。判っているようで何も判っていないスガスガしい答え。
CPUはプログラムを読み、その通りにデータをいじるチップだ。
だが、どうやって自発的にプログラムを読むのかは、やはり謎だろう?
でも、そんなことは知らなくても困らない。
だから、コンピュータがブラックボックスでも概ね困らない。
大体Windows自体がブラックボックスであるし、MS-Officeもそうである。
それなのに、コンピュータのブラックボックス化が進むと良くないらしい。
それならクラウドなんて最悪な結果のハズだ。
実はブラックボックスを意識しだすのは、予想される結果と違う結果が出てきた時だ。
- 計算結果が違う。
- 予想より処理時間が大きい。
- 予想より容量を多く使う。
- そもそも何が入っているのか判らない
等
- コンピュータなんだもんすぐ答えが出るんじゃない?
- 何人使ってても、そんなに変わんないっしょ?
な感じで考え、後はその場しのぎにトンカントンカンやってれば、
大体は、訳が判らないものが出来上がって当然だ。
理路整然としたスッキリしたものにするには・・・
ざっくりとした雰囲気が判るものでなければいけない。
- 何となく、こーすると、あーなって、こうなった。
な程度のざっくり感で判るもの。
人によっては粒度と云うらしい。
- たった、それだけのことができない。
という単純な理由。
一番問題があるのは、
- これは仕様です。
これでは訳が判らない。
だから、
- 訳が判らないものができる。
とても単純明快である。