ブラックボックス

コンピュータそのものは概ねブラックボックスで出来ている。
CPUとかメモリとかグラボとかマザボとか単語はよく聞くと思うけど、
ではCPUって何?有限オートマンなチップ。判っているようで何も判っていないスガスガしい答え。
CPUはプログラムを読み、その通りにデータをいじるチップだ。
だが、どうやって自発的にプログラムを読むのかは、やはり謎だろう?
でも、そんなことは知らなくても困らない。
だから、コンピュータがブラックボックスでも概ね困らない。
大体Windows自体がブラックボックスであるし、MS-Officeもそうである。
それなのに、コンピュータのブラックボックス化が進むと良くないらしい。
それならクラウドなんて最悪な結果のハズだ。
実はブラックボックスを意識しだすのは、予想される結果と違う結果が出てきた時だ。

  1. 計算結果が違う。
  2. 予想より処理時間が大きい。
  3. 予想より容量を多く使う。
  4. そもそも何が入っているのか判らない

  • コンピュータなんだもんすぐ答えが出るんじゃない?
  • 何人使ってても、そんなに変わんないっしょ?

な感じで考え、後はその場しのぎにトンカントンカンやってれば、
大体は、訳が判らないものが出来上がって当然だ。
理路整然としたスッキリしたものにするには・・・
ざっくりとした雰囲気が判るものでなければいけない。

  • 何となく、こーすると、あーなって、こうなった。

な程度のざっくり感で判るもの。
人によっては粒度と云うらしい。

  • たった、それだけのことができない。

という単純な理由。
一番問題があるのは、

  • これは仕様です。

これでは訳が判らない。
だから、

  • 訳が判らないものができる。

とても単純明快である。




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