中国は
原因
今なら原油価格が高く、近郊のしょうもない埋蔵量の油田を高い金をかけて掘ってもペイできる。シェールガスで原油価格が低迷直前の今が勝負時、それに油田が枯れてしまえばもうこんな機会は二度とない。
状況の推移
末端の政府機関が勝手に採掘現場を自国のEEZに組み込み中央へは事後報告。後は鼻息の荒い会社の下っ端の荒っぽい現場の判断で力押しさせ、周辺国が軍事活動しないように軍を関与させない。だから痴呆症の将軍様の発言は現状を一応正しく説明している。つまり中央は下っ端のしでかしたヘマをかばうのに必死だし本気だが、嫌々やっていることに変わりはない。
対策
経済制裁として、軍事費を大幅に削って膨大な資金をシェールガス開発に投入し開発をガンガンと押し進め、世界の原油価格相場を10年ほど半分以下に引き下げ、価格高騰でボッタクな石油資源開発会社を破綻に追い込み、ハゲタカよろしく会社ごと資源回収し、領土問題とセットで国際裁判所に持ち込み仲裁裁判で仲裁契約を穏やかに進める。
影響
北海油田(もう枯渇してたかな?)、ロシアのサハリン1,2など同じネタ振り(やるなら今でしょ的な油田開発)で荒稼ぎしているところも壊滅。
再発防止策
特になし。どうせまたやらかす。
新興ロシアは
原因
シェールガスでLPGや原油価格がいずれ低下し資本が大きく目減りするのが見えている。やりたいことは今のうちにしかできない。
状況の推移
近郊のロシア系住民を勧誘できるのは今のうち景気良くプレゼント(賄賂)を振る舞い夢のある先行きのプランを提示し、そこで住民投票をすれば気前のよいロシア系某会社や組織の主張が圧勝するのは当然。
対策
シェールガス開発をしっかりやっていれば先は見えているので、長い目で経過をみるだけでOK。東西を隔てる鉄の壁を作る予算もないロシアは経済破綻までの期間は先の冷戦よりずっと短い、それまでは地味にロシアの周辺国を経済支援。ロシア再々建はあせらず周辺国を起点にゆっくりを進める。
再発防止策
歴史認識は各国でバラバラになるので、経済指標と状況の遷移を織り交ぜて、状況分析をしっかり行う。
という感じかな。
原因がシェールガス開発なら、その悪影響を絶つのもシェールガス開発。
そ、後はやるっきゃないのですよ。がんばってね。