何気に前のメインパソのパソコンの電源スイッチを入れてもファンすら回らない。
マザボのメモリを挿し直すと動き出すのたが、ACケーブルを挿し直すとまた不調になってしまう。
どうやら本当の原因はマザボのコイン電池(CR2032とかCR2025)の寿命が尽きたせいらしい。
と云うのもマザボのセンサにコイン電池の電圧は含まれていないのでなかなか気が付かないのだ。
この電池の構造はリチウム電池(充電不可)で少しづつ電圧が下がっていくが結構粘り強く寿命が尽きる直前に一気に電圧が下がる特性があり、いつ切れるか予想が付かないのだ。だからセンサで監視しても無駄なのだろう。
ではなぜ電池が切れると起動しないのか?多分BIOS(UEFI)で設定内容を記憶したメモリの一部のデータが化け、起動できそうもない設定値になれば、無茶なオーバークロックと同じで、電源スイッチを入れてもファンすら回らないということになるのだろう。しかし、メモリを挿し直すことで、記憶したメモリの内容を無効化されてデフォルト設定になりやっと動き出すというあたりだろうか。今ならフラッシュメモリで十分なのだろうけど、マザボのRTC(時計)は動かし続けないといけないのでやはりボタン電池が必要だから、そのままになっているのかもしれない。※そこにコストをかける事にOKが出ないのだろう。
そう考えると、「オーバークロックをするつもりがないならオーバークロックできないマザボ」の方が安心して使えるのかもしれない。
マザボで使用する場合のボタン電池の寿命は2~5年だそうだ。古いマザボを使う時にはボタンの交換から始めた方がいいだろう。
ん?メインのパソも2年(2013年の3月頃~)たってるので、そろそろ電池の交換時期かもしれない。