グラボが妙に高くなって4年目

まだRADEON HD7950が出始めの頃に買った時はハイエンドでも3万円ぐらい。
※ウルトラ・スーパー・ハイエンドは当時も結構高かった。
円安の影響もあるけど、今では3万円ではミドルエンドクラスしか買えない。
どうやらGPUの製造プロセスが28nmルールのままで、コアの性能を上げ続けたため、コアの面積が巨大化し続けたことが、価格上昇への影響が大きいらしい。
Windowsのデスクトップがグラボの3D機能を使っているので、ゲームをしてなくてもグラボの消費電力は案外大きかった。その上で面積の巨大化つまりトランジスタの数がどんどん増え、通常使用時の消費電力も増えてしまうから、HDDレコーダーの番組をゲーム用のPCで観ると爆音を響かせてしまい、別途TV番組視聴用のPCを作る必要があった。そのせいか?RADEON HD7950が出てきた頃から負荷が下がればファンを停止するものも現れ、CPU内臓のGPUでTV番組を視聴するよりも、大きなフィンが付いた高性能なグラボを低負荷で使った方が静かに視聴できるようになった。
やっと14/16nmに移行できる環境が整ってきて、再び安くなるのかと思いきや、実装密度が高すぎてまだトランジスタ1個あたりのコストが高め、そのまんま移植するとコストが上がってしまうので、当面は高嶺の花のままっぽい。そうこうするうちに10nmがやってくるので、もしかすると、20nmをスキップしたように16nmもスキップしまうのかもしれない。
最近のSSDは多層構造がメインになってきているので、GPUも多層構造にして面積当たりの性能をUPした方がいいんだろうけど、発熱が凄いのがPCのGPUだからそれも難しい、スマホ用に低発熱化したチップを多層構造にしてど真ん中に水冷装置を立ててしまうのもありな気がする。スマホ用が1桁性能が落ちるなら10段重ねれば・・・(笑い
ずーっとグラボが高すぎて手が出ず、全くの傍観者の立場になって4年目。
さて、今年はどうなるんでしょうね?
僕にも買えるハイエンドがでるんでしょうか?(望み薄
 
 
 




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