ハヤカワ文庫SF ポスリーン・ウォー① 大戦前夜(上・下)

気の弱い宇宙人に【お前ら対戦好きだろう?】って感じで、宇宙戦争に巻き込まれる話です。
ココに出てくる地球人の将官たちの脳内妄想っぷりには呆れましたが、
主人公のぶっ飛んだ作戦も派手な割りに効果がイマイチ。
最後はコンバットスーツ開発で顔見知りの将官が戦死して、
アホな方向に・・・。
数々の失敗を繰り返し、主力艦に特攻して九死に一生を得た主人公は、
最後にアメリカ最後の機動歩兵連隊の指揮官になります。
憲兵:「戦闘の噂を聞きましたが、そんなにひどいんですか?」
主人公:「悪魔と踊るんだぞ。踊りをリードするのは悪魔だ。」
続きの本編(大戦当日)は小説内時間で1年後のようです。
最近の小説では珍しく、文中に敵対する宇宙人の会話も出てきます。
コンバットスーツのAIが壊れると全くなすすべが無いのは当然なんでしょうが
人間に求められるのが「闘志」だけってのは悲しいですね。
ドコのRvRオンゲーですか?って感じがしました。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA