被害者が誰とでも寝ていたと言い募る元恋人を捜査官は何と呼ぶ?

題: シリンダー世界111
著者:アダム=トロイ・カストロ
訳:小野田和子
早川書房 ¥1100 –
タイトルからすでにネタバレ?
ミステリーものだからそう思えるかも。

『モンスターは眠るとポカイの夢を見る。』

そんなどこか~で見たような一文から始まる。
そう モンスターこと、主人公アンドレア・コートは、
8才でポカイの大虐殺事件の戦争犯罪人として告発され
唯一、一生身の安全の保障を契約した外交団の年季奉公人。
美人のホモ・サピエンス連合外交団法務部陪臣法務参事官さまです。
※訳者あとがきでは、『ホモ・サップ連合外交団法務部の捜査官』になってます。
現場の派遣団は、ながいブラ下がり生活で逆三角形の筋肉モリモリで高い場所が大好き。
なのに主人公は高所恐怖症で、その<AIソース>が作り出した上下さかさま構図のシリンダー状の
世界で現場検証やら聞き取り捜査しようにも、
キャー怖い!
うっ!吐きそう~ぉ
の連続。
どうなることやら。
・・・
犯人が知りたい人は、買って最後まで読みましょうね!
・・・
押井守さんがこれの映画を作ったら・・・とか、思いながら読んで妄想したりで、結構楽しめました。




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