CentOS6.0 ~最小インストからメール送受信まで~【適当編】

来年かなぁ~と思ってたんで、
無理を押してCnetOS5.6にアップデートしたら
無事7/11にCentOS6.0がリリースされました。
※その間わずか4日間。
そのうちに、入れ替える予定です。(多分
ネットワークインストールのISOイメージファイルをDLし、インスト開始。
しかし固定IPではルーターを超えられない様でURL指定インストは頓挫。
DHCPでeth0を初期化し再チャレンジ。
URL: ftp://ftp.riken.jp/Linux/centos/6.0/os/i386/images/install.img
何も考えず最小構成(minal)でインスト。
他のブログの記事を読んでいるうちに、yumがまだ使えないことを知る。
ftp://ftp.riken.jp/Linux/centos/6.0/isos/i386/CentOS-6.0-i386-bin-DVD.iso (4.4GB)
で、インストしなおそう。
XウインドウからRPMするかもしれないし・・・。
yum でローカルリポジトリを指定する方法を見ながらDVDイメージをDL。

 Scientific Linuxってのもあるんだな・・・。

やっとDL完了。VMPlayerなんで、DVDイメージを指定すると、
普通にインストしてみると、簡易インストール機能が作動した。
色々余計なものが入ったデスクトップCentOS6になりそうだが、
一応どうなるのか確認してみよう。
※847パッケージ

アップデートが結構あるのでUPDATEしようとしたら
/bootの空き容量が16MB必要らしい。今は11MBしか空きが無い。
ディスクをもう一個作って、bootにマウントするしかないようですね。
しかし、英語版。(終了
再び最小インストールを開始。
DVDイメージをマウントするも
mkdir /mnt/cdrom
mount /dev/cdrom /mnt/cdrom
失敗
mount -t iso9660 /dev/cdrom /mnt/cdrom
でも失敗。
何気なく
mount /dev/scd0 /mnt/cdrom
とやったらうまくいった。
なぜかその後では普通にマウントも可。
TeraTermで繋がらない。
VMPlayerの仮想マシンのネットワークアダプタがNATだったブリッジに変更してリブート、OK。
とりあえず、VMWAREツール(vmware-tools-distrib)を解凍してインストしようとするとperlが無い。
perlをインスト。

yum install perl --disablerepo=* --enablerepo=local
再びツールをインスト、OK。

あれmailコマンドすらないぞ! 最小インストール恐るべし。
6.1を待っても無駄かな。
mailコマンドがどのパッケージあるのか判らない。
判らない時は運よくインストされているマシンで、
> rpm -qf $(which コマンド名)
すると良いそうだ。
CentOS5.6では
mailx-8.1.1-44.2.2
と答えが返ってきたので、
CentOS6.0で
> yum install mailx --disablerepo=* --enablerepo=local
してみたら、
mailx-12.4-6.el6.i686がインストされた。
> mail
No mail for root
よし、クリアだ。

root宛のメールを適当なメアドに転送。
/etc/aliasesの最後に
root: いつものメアド
な具合に追加して、
> newaliases
ではダメっぽく
> postalias /etc/aliases
が良いらしい。
 なぜかpostfixが入っていた。
では、postfixのmain.cfの修正
myhostname = 貴方のマシン名(ドメイン付) を追記。
mydomain = 貴方のドメイン名 を追記。
ちなみにDDNSなんかでサブドメインを貰っている場合は、どっちも同じ設定になる。
myorigin = $mydomain を追記。
inet_interfaces = all に変更。
※PCからメールを送らないなら、別に変えなくてもいい。
mydestination = $myhostname, localhost.$mydomain, localhost, $mydomain に変更。
home_mailbox = Maildir/ を追記。
smtpd_banner = $myhostname ESMTP unknown を追記。
message_size_limit = 10485760 を追記。
最後に
 # Cyrus-SASL configuration
 smtpd_sasl_auth_enable = yes
 smtpd_sasl_local_domain = $myhostname
 smtpd_sasl_security_options = noanonymous
 smtpd_recipient_restrictions = permit_mynetworks, permit_sasl_authenticated, reject_unauth_destination
 broken_sasl_auth_clients = yes
も設定する。
運よく /etc/rc.d/init.d/saslauthdが在ったので
> service saslauthd start
> chkconfig saslauthd on
ところが
/usr/lib/sasl2/smtpd.conf
が無いので、
pwcheck_method: saslauthd か auxprop と入れておく。
※auxprop の場合は、当然メール用アカウントを作成する。
> saslpasswd2 -c -u メールのドメイン名 アカウント名
> Password: の後にパスワード
> Again (for verification): の後にパスワード
> sasldblistusers2 で希望のアカウントが出来たのか確かめよう。
※悪いが消し方は知らない。

Maildir形式メールボックスの方がメンテ(消しやすい)ので
> mkdir -p /etc/skel/Maildir/{new,cur,tmp}
> chmod -R 700 /etc/skel/Maildir/
これでメール用のアカウントを作ればOKなはずだ。
次にdovecotをインスト。
> yum install dovecot –disablerepo=* –enablerepo=local
もし、設定ファイルがインストされなかったら、remove & install でOK。

※気のせいかもしれないけどね。
/etc/dovecot.conf に

protocols = imap pop3 を追加して、

※imaps pop3s は不要な設定だと怒られた
/etc/dovecot/conf.d/10_mail.conf に
mail_location = maildir:~/Maildir を追加して、

> service dovecot start

> chkconfig dovecot on
メールの受信失敗・・・
エラーを見るとセキュアな接続じゃないと嫌だと書いてある。
どうやらデフォの設定が難しいっぽい・・・(泣
cond.dなんてapacheぽくなってるし、
mySqlやpostgreSQL利用時の設定もあるっぽい、結構変わったのかな。
http://wiki.dovecot.org/QuickConfiguration を見ることにする。
SSL使わないなら、下位互換性を考慮して
ssl=offを書くべきだが、実装してないっぽいので
/etc/dovecot/conf.d/10_ssl.confdisable_plaintext_auth = no を追加してOK。 
ここまで設定してLANの中で受信はできるようだ。 

あ、送信がまだ出来ない。
ログを見るとcyrus-saslのメカニズムが無いと云っている。
いっぱいあるけど、全部入れるとヤバそうなので
勘でプレーンテキストだけ入れてみた。
> yum install cyrus-sasl-plain –disablerepo=* –enablerepo=local
> service postfix restart
送信できた。

auxprop ならまだ設定が必要な気がする。
SSLにしたらもっと厄介そうだ。
最小インストールだけに、起動も終了も速い。
色々試して、必要なものだけ入れるのがいいんかな・・・。
と云うよりいい加減な設定やめた方がいいんだろうなぁ~。
以上、適当な設定でした。
ps.なにげにファイアーウォールも止めていたし、selinuxも無効化してました。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA