スペース・シャトル退役後の宇宙開発

スペースシャトルの運用が始まった頃はカネさえあれば誰でも宇宙に行けるようになると思われていた。
しかし、チャレンジャーの事故で宇宙旅行はとても危険なもので、新婚旅行には向いていないことが判明した。
宇宙に行くのは冒険、そう命がけの冒険なのだ。
ロケットの構造を大雑把に云うと、空き缶に火薬をいっぱい詰めたもので、
その火薬の爆風でロケットを宇宙まで吹き飛ばすのだ。
固形燃料でも液体燃料でもその辺は同じ。
一気に爆発させた方が、簡単で一番効率が良いのだろうが、
一気に宇宙まで吹っ飛ぶくらいの爆風に耐えられる構造物なんて造れそうもないし、
中の人が受ける衝撃は、想像を絶する程だろうから、確実に死ねる。
そんな訳で、火薬を少しづつ爆発させながら宇宙まで飛んでいくしかないので、ロケットの燃費はとっても悪い。

※スペース・シャトルの液体水素の最大搭載量は1,497,440リットルで、軌道高度を200kmとすると、
 燃費は13cm/ℓくらい。 (液体酸素分を除く。)

ロケット自体もめ~いっぱい軽量化するしかないから、うっかりすると、木っ端微塵だ。
と云う訳で、勘と経験がモノを言う非常に玄人な世界な訳だ。
素人の好みなんか・・・。
面白さと取るか・・・命を取るか・・・
素人なら間違い無く面白さですよね。・・・
ええ、勿論取られるのは他人の命って条件が付きますが・・・
だから、スペースシャトルが無くなったって、何も変わんないっす。
精々、予算獲得のネタが無くて困る程度でしょうかね。




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