その必要は実はもう無い。
別にMS-EXCELでもVisioでもIllustrator でもいいはずだが、
重いし、互換性に難があるので意味がない。
テキストファイルの形であると良い点は、
- 読める
- 履歴管理ツールがそのまま使える。
- 最初からIDEみたいな開発環境を作らなくて済む。
- 文法やライブラリィの拡張で延命ができる。
の4点である。
WindowsのWSHなんかこの4要素の最高峰といってよいだろう。
1.は良いとして、2.もVSSをまんま使えるし、制限付きだけどWSH自体がActiveXだからVisualStudioの環境すら借りられるから3.も丸である。
4.はご都合仕様のActiveXを作れば、どんどん拡張できるので文法の拡張すら手抜きできるお気楽仕様である。※だから頻繁にヴァージョンが上がってしまう。
ActiveXはテキストではないバイナリーであるが、別に読まなくていいからソース提供されていないだけでソース自体はMS内部に存在するはずだ。
ただ、こんなソースなしのActiveXに頼っているのでExpoloreで拡張子を表示しないの設定のままではファイルの拡張子をWSHから見ることができない。
しかも対処方法は自分なりのActiveXを作るしかない訳だができないわけではない面倒なだけだ。
要するに、言語を作る人は、その程度の環境整備にすら疎いのだ。
それ故にテキストファイルから離れることは能力的に無理というものだ。
だから、テキストではないコンピュータ言語が欲しかったら自分で作るしかないんだろうなぁ・・・。
テキストである悪い点は、
- 簡単に改悪できるからデバッグが大変だ。特に一人善がりの構文だったりすると、文法エラーとしか思えない文法だったりする。※C++。
- テキストから一旦バイナリーデータかファイルに落とすので長いものは重い。※XML。
- テキストにはかけでも実装できない処理は描けない。※アセンブラ。
- 延命しているうちに読める人が居なくなってしまう。※COBOL。
- WorkGroupで仕様協議とかし始めると、読めないテキストになる。※W3C全般。
というところかな。
だが、言語の美しさや覚えやすさなんか考えるよりも、パーツやシステムの美しさや醜さを考察する方が重要な気がする。
VisualStudioやExclipseなどの統合環境やTomcatやSubversionなんかのパッケージも、
実は偶然使えそうなバージョンが出来たからリリースされているんじゃないかな・・・と思ってしまう今日この頃である。
『ほう!サンプルを観てみるとこんなに簡単にできるんですね。じゃぁ~何か作ってみようか』
(しばらくして)
涙涙涙