変奏現実

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2014年1月11日

火星で生活?

地球に住んでいれば衣食住が足りれば生きていけますが、火星には呼吸可能な十分な気圧の大気が無いので、一番の悩みの種になるでしょう。与圧された部屋の外に出るには気密服(宇宙服)の着用が必要。
火星の重力は地球の約40%と小さいが、ISSで使われている宇宙服は120kgを超え、火星でも50kg近い重さになる。また身体と宇宙服の間に隙間があるため重力下では服の重量が皮膚の一部に集中し一層重く感じるハズで軽量で身体にフィットする圧迫式が出来上がるまでは歩くのも重労働で、与圧された施設から外にでる機会は意外と少ないだろう。
その施設の建設はどうするのだろう?
気密服を着用しての作業で難しいのであれば、まず巨大な風船を膨らませ、その中で作り上げるしかないでしょうし、農作物栽培や広い作業場などは風船そのものを施設として使われるのかもしれません。居住区などはしっかりとした気密設備を別に作るでしょう。
動力源は?
呼吸に適した大気が無いので内燃機関は使えないから、主にバッテリーを頼ることになる。
バッテリーの充電は?
大方の発電は大雑把に云えば「モーターの軸を回すことで電力を供給」しています。火星でモーターの軸を回し続けられる現象(風、水流など)があれば容易に発電が可能ですが、無さそうなので、ソーラーパネル一択の様です。
しかし、車をバッテリーだけで動かすのでは行動範囲も時間も短く、充電時間もかかります。なので、ソーラーパネル付バッテリーをいっぱい地面に並べておく場所をバッテリースタンドとするのも手です。一見馬鹿げた話ですが、巨大なソーラーパネル発電所を建設し送電網で充電スタンドを繋ぐシステムの構築はとても大変ですしメンテも大変ですし、メンテ中は送電もできないでしょう。それならいっそ空になった車のバッテリー(ソーラーパネル付)を地面に撒き、フル充電になった頃に回収し車に取り付ける方がお手軽で充電待ちの必要もありません。いつでもどこかにフル充電のバッテリーがある思える安心感があります。緊急時にはかき集めることもできます。但しいっぱい持っていく必要があります。
 



仮想デスクトップ

マルチモニターと似たようなデスクトップの使い方を1つのモニターでページを切り替えて扱えるソフトのこと。遠く離れたサーバーで動くOS(Windowsなど)のデスクトップ画像を手元の端末で表示し、手元のマウスとキーボ-ドで操作できるVDI(仮想デスクトップインフラ)と云うのもあり、「仮想デスクトップ」の意味はかなり曖昧になっている。
要はパソコンにデスクトップ付のOSをインストしたかの様に扱えるけど、

  • 実はデスクトップが何倍も広いんです。
  • 実はOSは遠くのサーバーにインストールされてるんです。

という感じで「実は・・・なんです。」が付けば「仮想デスクトップ」なのかもしれない。
ただ

  • 実はディスクがサーバーの中なんです。

は最初からディスクレスと云う呼び名が付いていた。
ブラウザの画面にデスクトップっぽい内容を表示する「ウェブデスクトップ」も「仮想デスクトップ」の一種で、お手軽に遠くのサーバーのデスクトップを操作(GUI)できる。しかし機能やGUIの表現に制限(ブラウザやHTMLあるいはセキュリティ上の制約)が多く、開き直ってデスクトップそのものをHTMLブラウザ仕立てにすることで解消したOSもあるようだ。
もともと「仮想***」という用語は「***に似てるけど、ちょっと違う」の意味であり、こんな感じなんだと大体のイメージが付くと別の名(通称)が付くので時節モノである。
※仮想メモリは例外的に長く使われており、未だ通称が無い。このままスマートメモリが実現してしまうと先に絶滅しかねず不憫である。
※仮想メモリはCPUから見た(論理)メモリアドレスを都合の良い様に(物理)メモリアドレスにアドレスを変換する機能と、メモリの容量をオーバーしたデータをディスクに退避するスワップ機能の2つで構成される。GUIでは複数のアプリを順不同で操作することが多く、アプリからメモリ領域の全てを読み書きできる仕組みでは、使っているアプリやその組み合わせにより、データ破壊やアプリの異常終了さらにシステムダウンにまで起きてしまう始末で、今ではアプリのメモリ領域は互いに隠ぺいするのは当たり前になり、アドレス変換のみが機能している状態を特に「仮想メモリ」とは云わなくなっている。




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