変奏現実

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2017年1月18日

【NAS】Virtualization か それともDocker か?

NASに普通のOSを積めたら楽なんだけどなぁと思ってたら
NASのメーカーのQNAPがVirtualization Station、SynologyがDockerを載せてきた。
Virtualization StationはLinuxのQEMUを使ったものらしい、Dockerも for Windowsを入れっぱなしにしているので馴染みがある。
一概にどっちがいいとは云えない技術だ。QEMUは仮想化を実現する設定をアレコレ設定が必要だが、出来上がってしまえばコピーしておけばいいし、スナップショットを取っていつでも巻き戻しできるようにしておけば開発環境としてはベター。一方Dockerはそんな面倒な設定をシェアしあうものでありお手軽ではあるが、一方でライセンスが必要なOSやパッケージを使うのには適していない、なぜなら必要なライセンスのみ購入してもそれにピッタリあった面倒な設定をシェアしてくれる人がいなければ『自腹でライセンスを購入したパッケージの面倒な設定を世界初でやる』ハメになるので全くお手軽では無くなるからだ。
つまり、自分の好き勝手な環境を作りたい人には玄人志向なQEMUが向いており、シェアされた沢山の設定を遊び倒す人にはコピペフリーなDockerが向いている。
Virtualization StationにしてもDockerにしても、どのNASでも使える訳ではないので、対応しているかどうか要チェックだ。
いづれにしても社内のみで使う様な業務専用のWEBサイトのサーバーをNASダケで構築できる様になったのはとても助かる。一般的なデータセンターにサーバーを配置しようものなら世界中のクラッカーの目の前に餌をぶら下げる様なもので1日24時間年中無休のメンテナンス体制が必定なのだから。
 
 
 



Mini-STX ベアボーンキット

Mini-STX規格のマザボとACアダプターとケースのセット。
1.ASRock DeskMini 110
実は3種類あるらしい

  • DeskMini 110
    • 基本セット
  • DeskMini 110W
    • 基本セット+WiFiアンテナ
  • DeskMini 110/COM
    • 基本セットからマザボがASRock H110M-STX/COMに変わりCOM ポートケーブルが付属する

マザボはASRock H110M-STX はUSBは3.0が2個で2.0が1個、COMポートソケット付きのASRock H110M-STX/COMもある。
またベアボーンキットには使われていないがチップセットをQ170に変えUSBが全て3.0でLANもvPro、TPM2.0対応のものになっているQ170-STXというモデルもあるようだ。
2.GIGABYTE GA-H110MSTX-HD3-ZK
マザボはGA-H110MSTX-HD3
Wifiは付いてないけどミニPCIスロットに搭載できるらしいし、USB-TypeCも付いている。
 
Mini-STXの良さは、Mini-ITxより小さく、モニターのVESAマウンタに付けてもよさそうなサイズなので、NUCの様にケースが小さすぎてCPUの熱が内部に籠りCPUファンが回りっぱなしということが少なさそうなところだ。実際にモニターのVESAマウントに取りつけるならPCケースに取り付けるケース専用のVESAマウンターが付いているもの選ぶ必要があるし、またそのPCケースの厚みが気になるので、スリムなサーマルファンと専用のPCケースの付いたベアボーンキットがあったらそっちの方がいいと思うので、必要なものが揃っているかアクセサリー等を一通りチェックが必要だ。




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