Haswell(ハスウェル )

性能がどの程度になるのか判らないけど、
今のCORE i7ぐらいの性能でTDPが一桁小さければ沢山使って
グリッドコンピューティングとかスーパーコンピュータを作る
のにも向いているかもしれない。
しかし、UMPCが振るわずiPadに食われ挽回したいのが見え見えなので
最初はATOMよりは上の性能でTDPが10Wなものが出るのだろう。
当初UMPC向けだったATOMの失敗は、安いx86と云うメリットを強調する一方で、
価格の高いCOREシリーズと差別化する意味で、

  •  メモリ帯域を下げる(DDR2x1、クロック低い)
  •  I/Oを減らす(PCI express なし)
  •  旧式のチップセット

とやりすぎてしまい、旧式x86の安売り同然で、さっぱり売れなかった。
ただ、日本国内に限って云えば、
単価が安いハズのARMチップは、価格が高い開発向け(数万円)汎用ボードしか利用する手段がなかった。
ネジ穴位置もバラバラで、ちょうど良い電源やケースなどを作るのもめんどくさいしろものだった。
それに比べれば、miniITX規格のATOMマザボ(一万円未満)はお手軽だったので、それなりに売れたのだ。
今では、UMPCと競合するiPodやらAndroidが普通に売られているので、ATOMはどこにいっても過去の遺物
そこでHaswellを前倒ししてきたのだろう。
性能がSandy Bridgeより上でTDPが大幅にダウン(例えば当社比50%以下とか)すれば注目度は高くなるだろう。
TDPが下がって困るのは、大型PCケースを売っているメーカぐらいしか思いつかない・・・
欲目で見ればCPUチップの単価が2倍でも売れるかもしれない。
だがPCの販売台数が減っているのでそう安心はできない。
今でこそAndroidも文字入力めんどくさい、ショートカットが変!とか評判は散々であるけど、
これが許容範囲内になってきたら、もうPCが必要な理由なぞ無くなってしまう。
24インチワイドモニター、マウス、キーボードをそのままだけど、本体はiPodやAndroidです。(笑
ってのが普通になっても別に変ではない。
例えば、Javaの開発環境と云えばEclipseだが、これだってJAVAで出来ているから、Androidで動かない訳ではないからだ。
直接動かなくても、ブラウザをIDE(開発環境)とするものも有償で出てきているので、
小さいAndroidに色々(モニターなど)つないで、開発サーバは隣のちっこい奴(Linuxマシン)
な構成もありだ。
今この記事を書いている環境はそれに近いかもしれない。
もう、そうなったら、PCが高性能である必要なんて無くなってしまう。
高性能なCPUが必要だからINTELが必要なのだから、
その前に手を打たないとINTELも必要では無くなってしまうのだ。
つまり、
小さいAndroidに色々(モニターなど)つないで、開発サーバは隣のちっこい奴(Linuxマシン)
な構成ですが、INTEL Inside ですよね。(笑
を狙っているのだなぁ・・・




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