消費税UPとTPP

前の衆議院選は、自民党が消費税10%にUPします!と云って敗北。
今回の衆議院選は、民主党が3年後に消費税10%する法案を衆議院で可決して敗北。
なんでも空気で決める世の中なので、割と判り易い。
 
しかし、TPPの方は、これから協議に入るものであり内容なんで未定。
そもそもTPPに反対してる人たちの理由は、
政府が自分たちを通り越して(つまり無視して)他国との協議で決めてしまうのが面白くないのだ。
農業にしても、著作権にしても、云っていることは全く同じだった。
でも彼らが嫌がるのも判る。
 
TPPは環太平洋戦略的経済連携協定と名前が付いているものの、
協議する中身は一時期流行ったデファクト・スタンダードの亜流だと推測しやすい。
要するにアメリカの流行の押し付けである。
勿論、デファクト・スタンダードは、短期的な営業利益を上げるものの、
1998年 デリバティブの危険性(LTCM倒産)
2007年 サブプライムローンの神話化(2008 リーマンショック)
と、コンスタントに大黒星を付けその度に世界経済をメッタメタにした実績があるのだ。
しかし、そろそろほとぼりも冷め、またも儲けたくなって出てきたのだと云っていい。
 
勿論、TPPの裏には、ディズニーがやっている半永久な著作権保護期間の延長運動など、
厄介な問題もちゃんとバックに隠れているので、ディズニーの人気が冷え込んだら、
ロビイストの資金的なバックアップが無くなり、あっさりと立ち消えしてしまうだろう。
著作権の保護期間が切れたら、当然ディズニーランドは閉鎖ですよ。って云われたら、延長しようかな~と思う政治家は沢山いるだろう?また、アメリカ大統領がシュワちゃんだったら、とか例え話はいくらでもありそうだ。
だから、TPPに反対するなら、まずディズニーランドへ行くのを止めることから始めよう。
やめれますか?
やめれませんよね(大笑)
 
 
 
 
 




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