HASWELL版NUC

Celeron 847(第2世代 Sandy -Bridgeモノ)のNUCで間に合っているので、ほとんど関心が無い。
※古いAtomやAMD A-Seriesでは記事を書くにも重かったりしたがCeleron847では支障はなく、放置してても、過熱せず、時々ファンが回る程度で古いAtomより熱を持たない。
だが、今買うならSandy -BridgeやIvy-BrigeよりHaswell(Core i5-4250U)の方が待機時の消費電力が小さくなっているハズなので、Celeron以外なら多少高くてもHaswell版の方が長持ちするだろう。
マザボにはINTELのケースでは使いようが無いSATAコネクタが付いている。これは他社ケースでHDDなどをつなげるようにするためのものだろう。
CentOSのブログ鯖なら64GBもあればOKだが、ゲームでスクリーンショットをバシバシ取ったりプレイ動画を貯めるなら、HDDが欲しくなるので、それなりの需要はあるだろう。ただし、USB3接続の外付けHDDで十分な気もする。
さてFFXIVをするつもりになってこのHaswell版NUCを考えると全く歯が立たない。
通常クロックが1.3GHzと低く、ゲームをするつもりならBIOSでターボブーストをONにして2.6GHzにしておかないとダメだろう。そうしないと、2コアしかないので、4スレッドとは云え、低クロックでは重いセキュリティアプリが足手まといになるのも痛い。更にL3キャッシュがデスクトップ用CPUの半分の3MBなところも気になるところだ。でも、HD graphics 5000だから、HD graphics 4000の2倍近くまで性能が上がっているので、古いMS Surface Proより新しいMS Surface ProやHaswell版NUCの方がマシなのは間違いない。古いMS Surface Proでは標準設定でベンチは2000番台だったから4000近くまで伸びるのなら悪くないだろう。だがそれはターボブーストON時の話。
総評すると、性能は良くなり、待機消費電力が下がるメリットもあり買い替えても良い仕上がりになっている。でも、しっかり価格を上げてきているのので、ベアボーンにパーツ一式を購入した場合を考えると、ノートパソコンやタブレットの方が安くなるので、

NUCとしての存在意義を見失っていると云える。

例えるならハイパースペックで高価なAtomみたいなものになっている。
ストレートにi7-4770Kのパソを一式買った方が困らない。
Iris入りでも出して来たら、気も変わるだろうけど。そんなことはあり得ない。と思う。
まず第一に発熱対策が充分に取れるだろうか?第2世代のAtomの安価セットはほとんどが熱暴走する始末で短命だった。あの二の前はごめんだ。MMOのような何時間もダラダラ遊ぶゲームには向かない。
きつい評価かもしれないが、価格相応の性能ではあるけれど、使い道は一択しかない!

「艦コレ」好きでとりあえずデカい液晶テレビで遊びたい人。

他はパスしてよい。
使い道がはっきりしないなら、このHASWELLのNUCよりMSの新しいSurfaceProを買った方がいいだろうし、もう少し予算があれば巨大なゲーム用パソコンも買える。そんな価格だ。
どうしてもモニターの裏に取り付けたいとかでっかいテレビの横のわずかなスペースにパソコンを置きたい。後は無線のキーボードとマウスでなんとかなる。
そんなシチュエーション以外に使い道は無い。
もちろん小さな子持ちの家族ならそういうシチュエーションもありうるだろう。
だが、小さな子持ちの家族は何かとお金がかかるので、予算は少ない。

結論

お勧めは、お安いCeleron847(1.1GHz)のNUC。
そして、メモリも2個よりは最大容量の8GB1個、SSDも少な目の128GBぐらいが丁度良い。
所詮は小さいNUCなので全体のスペックを上げようとi5やi7でTurboBoostをONにしてもすぐ過熱しクールダウンしてしまい人(PC)がワンさかと出てくるMMOとかRvRではゲーム画面がガクガクになるのは避けられない。BF3など枯れたFPS向け。その辺はミニノートPCと同じ。




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