西日の方がソーラーパネルの発電量が大きい訳

あまりにも単純。
日当たりが悪い物件は、南側の日当たりが悪い場合が多い。
もっとはっきり云えば、西日しか入らない物件は安いだろう。(笑
そう考えると、ソーラーパネルを日が当たる時間が長い西側に向けた方がいいに決まっている。
というのは半分冗談だけど(笑
だいたいソーラーパネルのほとんどは完全に固定されているので、
一番発電量が稼げる設定が望ましい。
朝方は濃霧の日が多い地方なら西の方へ、東は海岸で日の出が早く、西は高い山脈に遮られ日の入りが早い場所なら、東の方へ調整した方がいい。つまり、設置する場所に非常に依存するものだ。同じ市内(盆地だったり等)でもかなり違いが出てくるケースもある。
そのせいか、地方ごとの1日の日照時間は公表されているが、毎時の日照時間は見当たらない。
また緯度の影響も受ける。
一般常識として太陽は12時に真南方向にあると信仰されているが、
例えば日本標準時間は明石市なので、東西の地方でブレがある。
どれくらいブレがあのか?日の出の時間から推定すると、1月1日の根室は 6:50、那覇は7:17である。概ね30分のブレがあるから、
±15分ぐらいだろう。
磁石でぴったり真南方向に設置しても15分ぐらいのブレは許容しなくてはいけない。
そんな訳でネット投票みたいに人間の都合で決めても何もメリットは無いものだ。
多分、設置する際にはとりあえず、屋根の上から周囲を見渡し、緯度、経度、日の出、日の入りの時間、地方の長期の天気から推定するのがいいのだろう。
そして、発電量の計測は当然だけど、東向きや西向きの小さな発電ユニットも設置して、1年間ぐらい記録し、もう少し東?西?の方がよいのか調べるのもいいだろう。
ということは、ソーラーパネルは若干の傾斜角度や東西角度が調整できる方がいいような気がする。
但し、豪雪地帯や強風が多い地方では、妙なデコボコを作ると長期間の間にパネルの傷みが進みやすい恐れがある。
 




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