火星への片道切符?

『新天地』その言葉には胸躍るものがありますね。
しかし、『新天地』が火星だったら・・・
それでも、マーズワンの火星移住計画に20万人も応募があったらしい。(9月頃
地球は異常?な温暖化中なので、太陽より遠い火星は『新天地』に思えるかもしれない。
地球では敵視されている大気中の二酸化炭素濃度が95%以上だったり、こっちも大変過酷です。
とは云え、火星の大気の気圧は6ヘクトパスカル、地球の平均気圧が1013ヘクトパスカルだから、かなり薄い、だから気温差も激しい。
しかも上が摂氏マイナス20℃あたりだったりと、大変厳しい環境です。
早い話がエアボンベと気密服無しでは野外に出るのは大変危険です。
それでも、月より大きいのでテラフォーミングしたら別世界になるかもしれません。
勿論、火星を緑の星にするのは無茶ですが、太陽系で一番深い渓谷もあるので天井を貼れば、そこだけ居住可能な空間が広がるかもしれません。
しかし、何よりも一番の心配なのは、地球人の飽きっぽさです。とりあえず地球でサバイバルと云えば周囲の食い物をあさることから始まるくらい地球は生きていくだけなら太陽系で一番恵まれた惑星ですからね。
火星で恒久的に居住可能な空間や色々な設備が揃う前にプランがとん挫したら、どうしたらよいでしょうか?大ピンチですよね?地球で寄付を募っても火星まで必要な物資を運んでくれる組織なんて極わずかしかないですし、火星まで片道2年半ぐらいかかるそうなので、非常に心細いですね。
そんなことも考慮済みなのか、最初に火星に行く人は人気投票で決まる様です。
オリンピック並に盛り上げてイベントを張って勢いを付ける必要はやはりあるのでしょう。
 
火星で自力で生活できるようになるまで、いったいどれだけの年月と費用がかかるんでしょうね?
 
そう考えると・・・
 
無理っぽいなぁ~




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