あるアニメで人間は宇宙から飛来した繊維生命体によって家畜に選ばれ服を着せられ大脳を進化させられた。
というのがあった。
実際、服を着る習慣が長くなり体毛が減ったのか?体毛が減ってしまったので服を着るようになったのかは判っていない。
ただ地球の気象は温暖化と寒冷化を繰り返しているので、人間は寒冷化の時に服を着て温暖化の時には素っ裸で過ごしてきたのかもしれない。
気温の高い地域にも、気温の低い地域にも生物はいるが、同じ個体がどちらでも生活できるとなると人間ぐらいしかいないのかもしれない。
※だがそう考えるのは手前味噌な気もする。他の生物だって結構耐性はある。
そう考えると、地球の気象が温暖化と寒冷化を繰り返している間にその時期の気象に特化した生物が脱落していく中で、生き残ったのが人間なのかもしれない。
ただ、最近の「地球温暖化」はその人間にも弊害があるらしいので、今回の温暖化で人類もやっと絶滅するのかもしれない。
地球温暖化の影響が一番高いのは農業かもしれないが、2番目は工業であり、3番目が商業である。
農業は気象の影響で不作になったりするので判りやすい。
2番目の工業は工業用水が必要だから影響を受ける?否、沢山の人間を集めなくては工業は成り立たないのだ。材料の採掘や動力源の供給を考えれば、工業はたった1つの工場で成り立つものではない。普段は知りもしない他の工業との協業なくして成り立たないのだ。3番目の商業は人がたくさん集まる場所で盛んになる。つまり沢山の人が集まる都市とは商業に特化した場なのだ。
また服そのものも沢山の人間を集めたり集団で行動させるのに適したもので、服はライナスの毛布の代用品になっていると云っていいだろう。
そう工業も商業も人がたくさん集まって成り立つもの、そして人がたくさん集まれば摂氏36度の体温で暑苦しくなり、温暖化が進むとその暑苦しさが増すので、生産活動に影響が出てくる。
その意味では温暖化が進むのなら工業や商業の活動を低下させればいいのだが、いっぱい働いていっぱい稼ぐ方向に進むことで工業や商業は成り立っているので、活動を低下させれば不況になってしまうので、気象の温暖化に適合した商売も盛んだが、これもよくよく考えると、気象の温暖化にさっぱり適合しておらず他と代わり映えのない活動を行っている。つまりエコ商品を販売しているだけなので工業にとっても商業にとっても温暖化対策になっていないのである。