遅いパソコンでGUIすると

あれこれできるGUIが単なるオーバーヘッドでしかないレベルのパソコンで暫く仕事をしてみると
GUIじゃない方がマシな気がする。
さっきまで使っていたアプリが「長考状態」になり、何も反応しなくなると、白っぽくなり「反応なし」表示に切り替わる。
それなら他のことでもしようかと裏面に放置していたアプリの画面をクリックするとこっちも画面が白っぽくなり「反応なし」表示に切り替わる。
思うに、デュアルコアを使ってもノロノロだったアプリからコアが1個減らされ、裏面にいたアプリが使いだすのだろうけど、どっちもコア1個なので、結局は表アプリも裏アプリも両方とも遅くなり中途半端な状態で始末が悪い。
しかも表側アプリが「長考状態」になれば、使っていない裏側アプリなどを仮想記憶でHDDに押し出して表側のアプリにメモリを多く割り当てている可能性が高く、その戦略の裏を突いて裏面のアプリをクリックしてアクティブな状態にすると「想定外の状態」になり始末に負えなくなる。(最悪は再起動)
そうパソコンがノロノロ状態になったら、「時間を効率良く使おうとしてメールでもチェックしようかなどとは考えず」、結果から見れば、「パソコンの画面をただ放置した方がよっぽど仕事が進むのである」。
この「反応なし」表示に最初はイラついたもののコレすらなかったら「パソコンを放置するタイミング」も見逃してしまい、つい何かをクリックして、状況を悪化させてしまうだけだろう。
今自宅でこの記事を書いているパソコンとは雲泥の差がある。
※つまり、Core i7-3770T と Celeron Core 2 DUO T1600を比較しているのだ。
予算の関係で格安の中古パソコンを使うしかない以上仕方が無いので、資源削減の視点からは好ましくないのだが印刷しておいた資料でも読む様な「パソコンと印刷物」の並行利用の方がマシである。
だが、そもそも「反応なし」になる様な重いアプリに振り回されてパソコンに使われている必要があるのだろうか?
処理が重いアプリに適したパソコンは価格が高くなかなか手が出しにくいのは判るが、使用するアプリに見合わないパソコンを買うことは全くナンセンスだと思う。
確かに最終的にはアプリは処理を終えるのだから、処理の早いパソコンでも遅いパソコンでも得られる結果は同じである。だったら安い方が良いという考えで格安のパソコンが買い与えられる訳だ。
昔の様に処理時間があまりにも長く放置しておくしか無い様な頃だったら、この考えも悪くなかった。パソコンの置いてある机から離れ別な事をしていたからだ。
ところがGUIならその間に、別な資料を編集できるとか、最悪のシナリオを思いつく人が多いのである。
勿論、その処理中にロクにHDDにアクセスしないなら良いけど、延々とソースをコンパイルする様な状況でEXCELやらWORDを開くのは、
パソコンの格安のHDDの寿命を無駄に使い減らしているだけで、直にHDDがいかれてしまうのである。
そうなると再インストールするしかないのだが、重いアプリはインストールも長い傾向にあるので、この時間はほぼ半日から数日までかかってしまう。
文字通り、時給で考えれば「安物買いの銭失い」でしかないのが、普通の感覚らしい。
確かに「たまにしかパソコンを使わない」なら、いつも何か他にできることがあるのだから、「パソコンと印刷物の並行利用」の様な良い感じのことができるだろう。
但し、パソコンでしかできないような仕事ばかりだと「遅いパソコンにHDDを闇雲に読み書きする重いアプリを動かしながらEXCELでデータ入力やらメールのやりとり」などをするとゲーム風に云えばラグすぎて訳が判らない状態になってしまう。
だったら遅いパソコンを2台手元にあった方がマシなのだが、それはそれで予算不足だし、場所も無いと却下されてしまうのである。
やはり、時給で考えれば「安物買いの銭失い」でしかないのが、普通の感覚らしい。
だから、予算で物事を考えると、スケジュールの目途が立たなくなるのは、当たり前でしかないよね。(大笑




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