周波数をかさ上げしたOC版の様だ。
コードネーム | プロセッサー・ナンバー | 動作周波数 | ターボ・ブースト利用時の最大周波数 | TDP |
---|---|---|---|---|
Ivy Bridge | i7-3770T | 2500 MHz | 3700 MHz | 45W |
Haswel | i7-4770 | 3400 MHz | 3900 MHz | 84W |
Haswel | i7-4770K | 3500 MHz | 3900 MHz | 84W |
Haswel Refresh | i7-4790 | 3600 MHz | 4000 MHz | 84W |
一番上がメインPCのCPUで第3世代。
Haswelは第4世代になる。
Refresh版は、
・システム周波数かクロック倍率のどちらを上げたのか(両方?)
・同じ周波数なら消費電力が少なくなったのか?
よく判らないけど、地味な改良製品であることはプロセッサー・ナンバーからも読み取れる。
まだアンロックタイプは無い様だ。
真の量産品なら、コスト削減は当然で、できれば全般的な歩留まりの向上により、若干性能をアップしていれば更に良しなのだが、
あまりにもうまく行きすぎてしまえば、チップ性能の粒が揃いすぎ、特上品(OC特性が高い)が滅多に出なくなるかもしれない。
工業製品としては、それが一番良い成果であるんだけどね。
ps.
発売直後の記事では、定格周波数が100MHz増えた分、消費電力や発熱も増えた感じで、1年間の生産実績から性能(パラメータ)を若干引き上げて出荷したものらしい。UEFIでi7-4770(定格周波数:3.4Ghz)をクロックアップ(ベースクロック:100MHzを106MHzに上げる)し3.6GHzにすればi7-4790相当ということになる。但し、どのi7-4770でも3.6GHzになるかと云えばそうでもない。