Core i7 4790Kは買いか?

定格で4GHzで使えるので4万円近くするのも当然?とは思えない。
まずゲームで綺麗な絵を高解像度(4Kとか)でプレイしたいなら、CPUよりもGPUの方を積極的に盛らないと意味がないが、既にDirectX11~13に対応したゲームなら4790Kはオーバースペックでしかないのだ。
それに4790Kはクロック倍率をロックされていないのが目玉だが、オーバークロックすると途端に消費電力があがり、発熱も凄いのでそれなりの冷却装置が必要で、排熱がすごいならケースを大きくしケースファンの吸気量を増やし排熱しやすくするか、外部にラジエーターを付けないといけない。なぜ、オーバークロックすると途端に・・・なるのかと云えば、オマケのCPUファンでそうならない上限クロックを定格と定めているからで、廃スペックなGPUや余裕すぎる冷却装置の有り余った能力をできるだけ使い尽くすCPUとして4790Kが丁度良いぐらいが一番いいのだ。
と云う訳で、KシリーズのCPUだけ買って後は普通のパーツと云うのは一番問題のある買い方になることが判るだろう。
勿論、廃スペックなパーツをダウンクロックして余裕のある使い方もできるので、決してダメな買い方ではないが、極少数派だろう。
しかしながらスペック表を見ると今までのKシリーズと違う点があることに気付いた。
今までのKシリーズはVM用の命令などは問答無用に削っていたのだが、今回は少しオマケが付いている。
比較 4770K 4790K
4770Kには、ダイレクト I/O 向けインテル® バーチャライゼーション・テクノロジー (VT-d) が無かったが、4790Kには付いているので、Windows8になってVirtual-PCからHyper-Vに変わりほぼ必須になっているのでコレも余裕で動くハズ。
VT-xは必須、VT-dは性能アップ。裏ではHyper-VでWindows-Server+SQL Serverでアプリを回りっぱなしな状態でも、FF-XIVをまともにプレイしたい(ゲホゲホ。もとい、WordやExcelはともかくイラストレータやフォトショップをまともに使いたいなら必須な機能だ。
4770Tには、インテル® vPro テクノロジー とインテル® ステーブル・イメージ・ プラットフォーム・プログラム (SIPP)トラステッド・エグゼキューション・テクノロジー が付いているが、トラブル上等で何でもインストしてみる自作系PCでは切っておかないと支障が出てしまう機能であるから、わざわざSやTを選択する必要はない。
値段がお高いという以外は4770Kより4790Kの方が何かと使いまわしが効きそうであるが、
一番美味しい使い方は、2台作って、ゲームと仕事は別々のPCにして、リモートデスクトップで眺めるのが一番だ。
となると4790K2個???
否、LGA2011のソケットのCPUの新シリーズがそろそろ発表になるハズ。
今年の真の廃スペックCPUはコチラになります。
やっとDDR4を使えるCPUの出番ですが、DDR4の賞味期限はLGA1151のそれより短い気がするんだよね。
なぜってSATAの1TBのSSDも出そろってきたので、SSD+DDR (GDDR5mの横にSSDが付いている)ってのが出ないかな?GPUも付けたいとか色々ありそうかな?CPUのDDRインタフェースに直結するグラボとかなぜ出ないのかな?DDRもやはり本音はシリアル通信でやりたいのかな。
ぶっちゃけ、マザボにはGPUのドーターボードを平乗せして、その上にCPUのソケットがあった方が、水冷前提なら無難なんだけどね。あ、GPUをいっぱい売りたいメーカーもあったな?




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