ZBOX-Cシリーズ

ZONTACの超小型ファンレスPCの中のZBOX Cシリーズ
ZONTACのマザボやPCは高めの値段なので敬遠している。
高いパーツを使っているせいなのだろうけどね。
性能が高ければやはり発熱が多く、やはり注意が必要で、やはり最後にはうっかりダメにしてしまうからだ。
モニターのVESAマウンターでぶら下げっぱなしで使うNUCのような扱いをするとどうなるだろう。
「最近NUCがフーフーとお疲れ気味な様なのでエアーをブシューとしてみるよう!」な大雑把な性格にはファンレスは向かないだろう。
たとえCPUやメモリが高い耐久温度仕様(摂氏100℃)でも、その他のパーツがファンレス仕様でなければどうなるのか判らない。
発熱がフィンやマザーボードを伝達して外に逃げていく仕組みなので中は蒸し暑い。
HDDやSSDさらにUSBポートにつなぎぱなしの無線アダプタも一緒に頑張ってたりすると寿命はそんなに長くない気がする。
マメに分解掃除したりMRTGで経過を監視してみたり気を使う必要がある。
だからファンレスはマメな人向けと云うことになる。
 
付属品を見ると、Windows インストールディスクが無い。
多分、「バックアップメディアを自分で作れ」と云うことなのだろう。
おそらく、バックアップは取れるのだろう。
しかし、バックアップからどう起動するのかは不明だ。
 
スペックを見ると、

Name Intel Celeron N2930 (quad-core, 1.83 GHz) Burst frequency up to 2.16 GHz

Memory Type DDR3L
Memory Speed 1333 MHz
Slots 1 x 204-pin SODIMM
Capacity 2GB (up to 8GB)

となっている。
N2930自体はメモリーチャネル数が2のハズだが、このセットのメモリスロットは1個、しかし最大拡張サイズはN2930のスペックと同じ8GBとなっているので、N2930のスペック表の方が間違っている様な気がする。
安いセットに高価なDDR3L-1333MHzの8GBのSO-DIMMを付け加えるのは無駄な気がするが、最後の手段は残して置いた方がいいだろう。
使うWindowsが日本語版なので、英語版よりメモリは多く使うし、運悪く、ブラウザやウイルス監視ソフトがメモリ食いだったり、観たい動画が重くて仕方がないなど、想像すればするほど困った事態に事欠かない。
それくらい仮装記憶の処理は遅い。昔に比べればはるかに処理は速いのだが、アプリの要求スペック(HD画質の動画をカクカクせずに再生するなど)がはるかに高くなっているので、何かと難しいようだ。
多分、お化けのようなDDR式接続でSSDを直結するようになるまでは解決しないだろう。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA