IoTとは

IoTは「モノをインターネットで繋ぐ」のだが、
誰でも「モノの情報」を観れればいいのかと云えばそうでもない。
インターネットから貴方のBluetoothヘッドフォンに騒音を紛れ込ませるウイルスが入ってきたらイライラするだろう。
気温や湿度を測定するデバイスに延々とリクエストしつづけるBOT群が出現したらIoTの小さなバッテリーはすぐ切れてしまい肝心なサーバーに情報を送れなくなってしまうかもしれない。
そんなこんなでWifiやBluetoothが使えるデバイスには認証が必要な様に、IoTも『接続先を限定する囲いこみ戦略』が必要であり、一方ではUPnPの様に特に断わりも無くルータ越しに通信するものも必要だ。そのモノの情報のデータフォーマットも多種多様であり、必ずしもWEBでよく使うXMLやJSONとは限らず、訳の分からない暗号化されたテキストであることが多いだろう。
無論、IoT自体は量産化で安価になるメリットはあるものの、
誰でも簡単に盗聴マイクやカメラをどこにでも仕掛けられる様なシロモノでは物騒な世の中になるだけ。
自分が買った(あるいは貰った)IoTデバイスに盗聴マイクが仕掛けられているかどうかなぞ判る訳もなく、トラブルが続くであろうことは想像しやすい。
そう、どこでどう悪用されるか判ったものでは無いからだ。
そう云う訳で、当分の間はIoTには手を付けないつもりだ。




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