ワームホール推進型宇宙船

映画や小説では何とかの衛星軌道とか何とかポイントとか安定した場所にあるワームホール。
これをもっと身近な位置、例えば宇宙船の真上に設置したらどうだろうか?
ワームホールの向こう側は土星でいいだろう。
そうすると、ワームホールを越えて到達した土星の重力場によって宇宙船は移動し始める。
そう燃料も使わずに推進できるではないか!
いや!宇宙船を使う必要もない!そのままワームホールを通ってしまえばよいではないか!と短絡的な思考に陥ってはいけない。
余程巨大なワームホールでもないかぎり、通っても無事なのは素粒子のうちでも「もう壊れないくらい頑丈な素粒子」だけで、ワームホール近辺の内側にねじれた空間では有機物質(分子間の重力と静電気と水の表面張力などで形状をかろうじて維持しているもの)の塊である人間がそのまま通れば有機溶剤でドロドロに溶けたプラスチックの様な状態になる。
とりあえず人間なんて巨大な物体がそのまま通り抜けるには「内側にねじれた空間」の影響を受けない強い力場で宇宙船ごとシールドしなければ無理だと思えばいい。とりあえず無理に強力なシールドを作らなくても・・・
「無理やりワームホールを通らなければいいのだ。」
そう、とりあえずココは、
「ワームホール経由で電波を飛ばせば超高速通信ができる」ね。(涙目
ぐらいに抑えておこう。
気球の替わりに宇宙船の真上に推力(浮力?)を制御しやすいように
マイクロワームホールを沢山括りつけたら・・・いつか土星に到達するかもしれない。(笑
アダムスキー型の空飛ぶ円盤も怪しい解説記事の「イミフな反重力場」なぞ不要!「ワームホール」で土星に釣り上げて貰うだけで十分じゃないか?(笑

地球の重力<<土星の重力

しかも、じわじわと土星に引かれているけど、ワームホール越しの土星との距離が一定なら、質量比0だけに、いつか光速を越えることも可能かもしれない。
ん?何かの記事で似たようなのを見たような見なかったような・・・(笑
それにしても、こんな馬鹿馬鹿しいくらいお手軽な推進機関が実現してないのは
「大人の事情(予算が付かない等)があって仕方がない」
としても、
小説や映画に出てこないのは・・・
やはり『見た目重視』なのかな?
やはり・・・
「大人の事情(スポンサーが付かない等)があって仕方がない」
のか?
さて、ここまでできれば、後は超光速航行だ。
宇宙船をマイクロ・ワームホールの膜で包んでしまえば・・・
外の空間との素粒子レベルでの反応を断絶できるだろう。
そうなれば、
宇宙船近傍はワームホール推進でフリーフォール状態で落下(加速)し続けるが、それに相対論的な不都合な観測結果は生まれない。
実に好都合だ。(笑
だが、外からは土星(の重力場)が超光速で移動している様に見えるのかもしれない。
でなければ、不可思議なとてつもなく長い棒状の重力場の痕跡が航跡として残るのか?
スタートレックの「ワープのスピードの出しすぎて時空間が破れる話」の様なコトになるのだろうか?
この点がちょっと問題かな?
この問題は、マイクロ・ワームホールの膜は、外側の方からは光学迷彩のような効果が得られるように、その座標の近傍同士で覆い尽くすといいのかもしれない。こうすることで、空間に穴を掘って進むモグラのようになる訳で、進行方向に何があっても、航行中はとても安全な気がする。
1.宇宙船の周囲の空間をマイクロ・ワームホールの膜で短絡結合させ、宇宙船の近傍が外部からは観測できなくする。(光学迷彩)
2.宇宙船の進行方向にマイクロ・ワームホールの束越しに巨大惑星の重力場を引き寄せ推進する。
な感じになるのだろうか?
これならいくら天体望遠鏡で観測しても「見つからない」ハズだね。(笑
ただ、宇宙船が濃い物質を通り抜けても無事だけど、その後にはモグラのトンネルの跡ではないけれど、マイクロ・ワームホールの膜を突き抜けた物質が「有機溶剤でドロドロに溶けたプラスチックの様なモノ」になって痕跡が残るハズ。
んー、そんなのが地球を通りすぎたら、恐ろしい。
宇宙船の近傍と外空間は隔絶されているのだから、宇宙船を包んだマイクロ・ワームホールの膜の外側から観た大きさは、極小(電子1個とか)サイズでも構わないだろうし、その方がエネルギーも食わないような気がする。
1.宇宙船の周囲の空間をマイクロ・ワームホールの膜で短絡結合させ、宇宙船の近傍が外部からは観測できなくする。(光学迷彩)
2.マイクロ・ワームホールの膜の外側のサイズを素粒子サイズまで縮退する。
3.宇宙船の進行方向にマイクロ・ワームホールの束越しに巨大惑星の重力場を引き寄せ推進する。
な感じでOKかな?
ここまでいまくいけば「宇宙忍者」みたいだ。(笑




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