時間は単位と云うより手段である

時間

  • 語源は、何かを成し遂げるまでの期限。
    • 例:あと1時間待ってください。

しかし、時間には質量や体積等の他の要素が全く皆無なので、時間に実体はない。即ち時間は実在しないのだ。
有体に云えば、物体や光などの媒体の挙動を通して伺える状態=【次元】そのものといった感じで、相対性理論では空間にオプションとして加えられ時空間と一体化されるが、物体もまた空間と相互作用されるとされており、物体も空間のオプションとも受け取れるので、時質量空間とした方が良いような気がする。だって、質量も不変って訳では無い様だからね。(笑
さて、時間軸上の手前(過去)、時間軸上の先(未来)。それぞれは単に時間軸の向きを示しているに過ぎないので同様に実態を持たない。つまり過去も未来も人間の空想の中にしか存在しない。
ここに鉄球があるとしよう。出来立ての頃(過去)はピッカピカ。今は表面の輝きも無く少し曇っている。さらに古くなってくるの頃(未来)には赤さびだらけになっているだろう。
この、出来立ての頃 や さらに古くなってくるの頃 という状態は実際には無い。あくまでも経験的にそうなっているハズと想像しているだけのことだ。なぜなら、書物などでそのものの過去や未来の状態に似たような鉄球があることを知っているからだ。その知っていることを、説明のために【時間】という概念を作り出し、これを組み合わることで俄然説明が楽になる。
そう鉄球の状態の変異を判りやすく説明するときに使用する【次元】の含まれる【単位】の1つが時間なのだ。
平たく言えば、時間は説明のための【手段】でしかないのだ。
なお、物理学では何かの説明の手段を総じて【単位】と云い、物理量の単位基本単位の組み合わせによってできており、物理量の単位が基本単位をどのように組み合わせているのか表現しているものを【次元】と云う。故に、物理学での【次元】は3次元や4次元だけではない、昔からもっともっといっぱいあり、一方で理科の物理実験では計算式を立てやすい様に1次元または2次元で表すことが多い。
これはニュートン力学の「ユークリッド幾何学」の影響がとっても大きく、何かの視点を基本として表現さえすれば、座標軸の原点は相対的に決めても困らないという考えに基づいている。※いつでも原点は調整可ということだ。
 
 
 
 
 
 
 




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