【考察】台風一過の蒸し暑さ

久しぶりに住んでいる近くを台風(熱帯低気圧)が通過した。

曇り空のうちは気温も低めで湿度が高め、通り過ぎると一気に気温が上昇し湿度は少し低め。

ごく当たり前の自然現象だけど、最近は何かに付けて地球温暖化説が付いて回る。

実際、台風の後に気温が上がるのは【台風の近くの高気圧】のせい。

台風の巨大な雲は大気中の水分が凝結したもので、これだけの巨大な凝結現象の潜熱が大気に伝わり温度が高くなるので大量の大気が高高度まで吹き上げられる。この大気が高高度で十分に放熱する前に近くの高気圧の中心を通り抜け急下降し気圧上昇も加わり断熱圧縮され温度が上がった大気が吹き込んでくるので、一気に蒸し暑くなる。

台風をエアコンに例えると傍の高気圧は室外機な訳だ。

しかし、 台風から結構離れた高気圧からの風は十分に冷却する時間が稼げる様になるので徐々に気温は低下していく。

台風が過ぎ去ってもどーんと暑いままなトコロは都市が密集している。
台風の代わりに 都市の排熱を近くの高気圧が循環しているのだ。(と思う。
だから、近隣の地形が周辺の都市の排熱が循環しにくい形状であれば気温は低めになる。(ハズだ。

僕の考えた地球温暖化の実情は、上から日差しをビシっと照り返すガラスと白いコンクリートのビルの間を下から黒いアスファルトで舗装された道路からムワッとする熱放射に挟まれ、横から自動車とエアコンの室外機の暖気を吹き付けられれば、暑いに決まってるだろう。

これらは都市のヒートアイランド現象として知られ、ビル風という強風が吹き荒れることもあったが、様々な工夫がなされビル風も以前よりはマシになっている。

だが、ビルと黒い舗装道路の上下からの照り返しをどこかに吹き飛ばしてくれた強風が無くなったのだから、気温がドーンと上昇してしまった。

身近な例で云えば、静穏PCかな?
設計レベルより意図的にファンの回転数を下げ動作音を耳障りにならない程度にするかわりに、動作に支障が無い程度まで筐体内の温度を上げているものが多い。それでもファン音がヴィィィィィンと五月蠅いPCよりはマシですよね。

ですが、この静穏PCの排気はムワっとするほど暑いハズなので夏は窓を開け風通しを良くして室温を下げないと熱射病になりかねないので気を付けましょうね。

閑話休題。

だから、なのだろう。この都市だけじゃない!地球ごと暑くなっていると云いだして、やり場のない仕様が無いこと(ビルと舗装は無くせない)から目を逸らさせているのだろうね。

都市を離れ建物が立て込んでいない郊外まで移動すれば意外と涼しいよね。

だからと云って、みんな引っ越しちゃったら都市がガラガラになって

経済が衰退しちゃうんで誰も得をしないって話。

それが

【地球温暖化という風説を信じる道しか残されていない】

現実って奴かな。(チーン




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