2020/12/19
自作しようとパーツを集めていた時期もあったけど、フレームや金属加工にお金がかかりすぎる(5~6万。精度がオーバースペックなせい)ので中断してた。Amazonでフィラメント込みで21,000円だったので、X5SAモデルをポチったが、機械サイズが、58 × 64.5 × 66 ㎝ と大きすぎ具体的には家具調こたつの上に載せると前後左右に余白が10cmぐらいしかない。その後にもう少し小さいD01モデルを見つけた(機械サイズ:38 × 40 × 40.5 ㎝)。これは組立が簡単になっており、アクリルカバー付き、今ならフィラメント込みで24,000円。ただ、ステージの片側をネジロッドで上下するのでステージが傾きそうな気がした。
どうやらDIY(改造バカ)モデルを選んでしまったらしい。
2020/12/22
まだ、未発送。
2020/12/27
発送済に切り替わる。30日に到着予定らしい。
とりあえず、今はパーツの欠品や不良が無いことを祈るしかないが、組み立てるスペースを確保しなければいけない。それにマイニングPCのフレームを組む際に直角を出すツールが無く大変だったことを思い出したのでクランプをポチる。木工や溶接で使えるからほかの用途にも使えそう。2セット買えばよかったかな?
2020/12/29
本体到着。フィラメントはまだ来ない。
X5SA-PROのアップグレードキットを見ると、
- チタン・エスクトルーダーに変更。
- 普通のエスクトルーダーより良いものらしい。
- XY軸がOSG外部2軸ガイドレール。
- アルミフレームにスチールガイドを付けて移動精度が向上してるっぽい。ローラーもゴムからアルミ製に変わってるようだ。
- 静穏タイプのボード。
- モータードライバがステッピングモーター特有の音を抑えるものに変わってるらしい。
精度はともかく静かなのは良いなぁ。ボードをバージョンアップしてみるか?
てか最初からPRO買った方が安いな。
到着したのでマニュアルを見ながらパーツ・チェック!
- L字金具(LAngle Code)が無い。
- 電源ユニットをフレームに固定するパーツらしい。
- 無かったけど特に問題ない。
- フィラメントセンサーが無い。
- と思ったら、コントローラのケーブルの束に紛れていた。
- マイクロスイッチが1つオマケ付き。
- サービスかな?
組立図を観て思ったこと。
ケーブルがブーラブラのまま。フレームの溝に押し込めセロテープで仮止め。
以前組立てたマイニングPC向けのフレームケースは事前にアルミフレームの溝に先入れナットを入れ忘れると組み直しの刑が待っていた。このキットでは後入れナットを使っているので、そういう心配は無いがボルトを締めるにはコツがいる。
パソとはUSBケーブルで繋ぐらしい。WifiかLANなら使い勝手がいいのになぁ。
とググったらあるじゃないですか!でも、スマホでプリンタを制御できるけどそれだけでPCからデータを送るのは不可。更に調べるとRasberyPIにオクトプリントとXRDPをインストしてPCからリモートデスクトップで繋いで3Dプリンタを好き放題にできるようだ。SAMBAでデータを渡せばいいだろう。LCDとWifi付けて飽きた放置ラズパイの活用先も見つかったかもしれない。
2020/12/31
組立てに9時間ぐらいかかった。
- アルミフレームに後差しナットでネジを締める方法がちょっと変わっていた。
- ナットとボルトが付いてる部品のボルトを締めるとロックできず。
- 一旦ボルトを緩めナットをフレームの溝に落とし締め直す。
- ナットが絡まない場合は溝に紙を数枚入れて底上げ。
- つまりボルトが下方向以外の場合は溝の中のナットを仮止めしつつボルトを締めるのがシンドイ。
- ナットとボルトが付いてる部品のボルトを締めるとロックできず。
- Z軸のガイドレールの取り付けに手間取った。×左右2セット。
- 座金を差し込むはずが隙間が無くて挟めない。
- ボルトの頭とアルミフレームの溝の大きさが微妙でちょっと工夫が必要。※力で押し込む。
- ヘッド部のローラーの間隔がアルミフレームより狭い
- ローラーを緩めアルミフレームを差し込み締め直し。
- 若干左右が傾く。
- マレにセンサーが印刷物を引っかけり剥がしてしまう様子。
- 若干左右が傾く。
- ローラーを緩めアルミフレームを差し込み締め直し。
- シートから制作物が剥がれやすい。
- ABS使用時のプラットフォームシートとフィラメントの余熱に変更。
- 出だしはいいけど、後10%ぐらいで剥がれたりする。
- Cureでスカートを付けるがすぐ裾が捲れるのでボツ。
- Cureでラフト(厚いプリム(下地))を敷く。
- 出来はいいけど、時間もかかる(制作4時間40分、内ラフト42分)し、フィラメントも食う。
- Cureでプリムを敷く。
- 下地がすぐ剥がれる。
- ここでオートレベリングの後でZ Offset機能で紙1枚分に調整することが判明。
- しっかり食い込む。ちょっと接触面が多いと剥がせない。スクレイパーをノミの要領で隙間に打ち込む。プラットフォームシートに少し傷が付く。
- ABS使用時のプラットフォームシートとフィラメントの余熱に変更。
それにしても、雑な絵入りマニュアルを見ながら適当に組んだ割にはちゃんと動く中華DIYキット、ある意味凄いなぁ!
※今後の予定。
- PSU(電源ユニット)のファンが煩いのでカバーを作るか、静穏な?PSUに交換。
- 24VなのでATX電源は不可。
- モータや可動部がアルミフレームの外に食み出ているので、内側に格納する。
- X5SZの改造記事があるサイトを見つけた。※X5SAでサイト内検索。
- チューブやケーブルキャリアがプーリーに挟まらない様にカバーを作る。
- 先のサイトでカバー発見。
- ガラスシートを使ってみたい、オートレベルセンサを変える。
- 参考 youtobe 翠工房さん④_2万円3Dプリンター☆レベルセンサー交換&ガラスプレート対応改造!TRONXY XY-2 PRO【3Dプリンタ#4:改造編2】
- 保温カバーを作る。
- フレームから食み出る部分がなくなってるハズなので、難易度低め。
- USBで小さいPC(ラズパイかスティックPC)に繋いでSDカードを不要に。
- Ultimaker Cureを使いたいから、要64ビットCPU。
- 大きなタッパでフィラメントの除湿ケースを作る。
- 参考 youtobe 麦茶さん【3Dプリンター】フィラメント乾燥&保管 防湿ケース
- miniITXケースを作る。
しかし、予定は願望でしかない。
2021/01/01
サンプルのフクロウ2セットを印刷してみる(10h30m)。意外と精度がいい。勿論、光造形タイプに比べるレベルではない。
PSU静穏化パーツがあったので印刷してみる。92mm ファンの穴が空いている。元のウルサいファンはDC24Vらしいので92mm DC24Vファンを見つけたが、ハズレ(非静穏タイプ)を引いた人もいるらしい。とりあえず、剥がしやすいようにプリムを付けて印刷(6h)。あれ?もしかすると、手元のX5SAのPSUのファンもハズレだったのかな?冷え後、シートから作成物がなかなか剥せない。やはりラフトがお手軽かな。
2021/01/02
印刷速度100mm/secで、キーボードリムーバー(26m)を作ってみる。フィラメントホルダー(13h04m)も作ってみるが、ラフト作成時のモーター音が煩いので印刷速度を推奨(60mm/sec)に(14h9m)する。1時間長いだけだウルサイよりマシ。
2021/01/05
印刷時の音が気になり始めた。ヘッドが動くとギュルルルル~~~~!!!
とかアニメ音はリアルでは要らないモノ。
ある3Dプリンタの清掃・調整動画でヘッド部のベアリングの調整の場面があって、手で回した時にちょっと空転する程度にして締め付けすぎないこととあったので、試してみた。
あのギュルルルル~~~~!!!が出なくなった。X軸とY軸のサイド可動パーツのプーリーも同じようにしたら、とても静かになった。
勿論、ヘッドの移動時は速度があがるので、まだギュルルする。
Z軸を10cmくらい下げるとギリギリ・ブルブルと共振音がでる。ネジ山のオイルが切れているのかもしれない。シリコン・ルブ・スプレー(レール用)、グリース・スプレー金属用(Z軸のシャフト用)、パーツクリーナー買っておこうかな。オイルが切れているのかもしれない。もうどこでもブルブルしだした。
2021/01/07
PSUの中の電解コンデンサが邪魔で92㎜ファンは入らなかった。そして入っていたファンも薄型だったので普通の厚さのファンが入っても空気の流れが悪くなりそう。とりあえず繋いで電源を入れたらファンからパンと音がしてちょっと煙も出たので慌てて電源OFF。ファンのシールにはDC24Vと書いてあったけどDC12Vだったのか?コントローラも同様で大きめのファンが入るスキマが無いし、一本絞めで固定してあったので全開になったらウルサイのは当然。このファンのシールにはMODEL BEFO412MS DC24V 0.06Aと書いてあるが、ググるとDC12V用ばかり?(特注なのかな?)コントローラのモーター・ドライバに冷却フィンが無かったので発注した。こっちの方が効果ありそう。と云うかなコントローラのケースにファンの穴が空いている未使用だ。またモータードライバが付いているのにボードが天地逆にとりつけてあるし、場当たりで冷却対策してる感じがした。順当に冷却できるようにコントローラのケースを自作する課題が課されているキットなのかな?
ベルトが干渉しそうなのでモーターを移動したら、ベルトのテンションが高めになった。そのせいか?ヘッドが原点から中央へ移動する際にまたガタガタ音がしはじめた。このプリンタヘッドは端から端まで動くのでベルトはギリギリの長さに切らないと干渉してしまう。ベルトを発注。ベルトを長めに切っても干渉しない取り付け方法を考えておこう。
2021/01/11
グリーススプレーは届いたが、肝心のヒートシンクやシリコングリス等はまだ来ない。仕方が無いので始終キィキィ音を立てるオフィスチェアの回転軸受けやバネのありそうな箇所に上からちょっと吹き付けてみたら音がしなくなった。スプレイ式の粘度が低いグリスなんでバネに直接吹き付けなくても上から垂れてバネまで染み渡ったようだ。これで445円。イス買い直さずに済んだw。お得だね。
あ、今まで音がしたダケで買い換えたイスって・・・(数えるのは止めよう
スプレーだから使用後に臭うし、持続時間はどうなんだろう?
2021/01/15
PETGを使うも出が悪くエクストルーダに過負荷がかかって音を立てて逆転していたらしい。サーボモータにはよろしくないとのことなので、ノズル部分を分解してみるとヒートシンクの下のヒーターブロックの上が分厚いPETGの塊でコーキングされていた。もしかしたら、ノズルを緩めた時にヒーターブロックが少し回った気がしたが気のせいだと思っていたが、本当に緩んでいたらしい。
それなりに硬く粘り気もあり熱にも強いPETG(しかも塊付き)がヒートシンクとヒーターブロックを結合している緩んでいるハズのネジがさっぱり動かない。ヒーターブロックの上が分厚いPETGの塊をきれいに除去した後に、組み直して、ヒーターブロックが230℃になった時点で力まかせにヒートシンクとヒーターブロックを電工ペンチとモンキースパナで増し締めするしかないようだ。
とりあえず失敗した場合に備えてパーツをポチる。到着予定2月上旬。
それにしても本体21,000円に、追加でいくらつぎ込んだんだろう?
Amazonのパーツ代、工具代、フィラメント代を合わせると39,461円なり。
あとDaisoで5千円かな。
まさか電動ドライバー&ドリルやSOFT99シリーズの鉄板を揃えることになるとは思わなかったけど~イスのキィキィ音が無くなったから許す。(グリススプレイ、あれは良いものだ。
格安プリンタだからかもしれないけど、追加の(フィラメント3個を含む)費用が本体の2倍以上!本体も合わせると6万円にもなっている。※でも普通の3Dプリンタって10万円越えるからまだまだ。
ヘッドを治せたら、まだまだ浪費が続くのかな?
ヘッドを治せなかったら、しばらくは遊べないけど。環境(≒お財布)には優しいか?
どっちに転んでも、良いことはあるようだ。
結果は明日。
2021/01/19
掃除の仕方が思いつかなくて数日が経ったが、半田ごてで温めて溶かせばいいじゃん!ヒートシンク側のバレル(中空の棒)に半田ごてを充てブラシで取ろうとしても、半田ごてをズラすとすぐ固まってさっぱり取れないのでバレルの中の穴から温めたら簡単に掃除できた。印刷時穴はチュープでふさがれるので半田ごてを差し込んでも問題ないだろう。
なお、PETはアセトンでは溶けないらしい。PETGでも柔らかくなる程度で、次亜塩素ナトリウムの除菌剤で溶ける派と溶けない派があるが、そもそも金属パーツが錆びるので洗浄には向かない。流石にメチレンクロライドなら溶けるらしいが毒性が高いのでパス。これって別名がいっぱいあるね。
- 塩化メチレン
- ジクロロメタン wiki
- ジクロルメタン
- メチレンジクライド
- メチクロ
- 塩メチ
2021/02/07
Ultimaker PLA/0.6mmの場合、CuraのRough/Fast Quality – 0.375mmでは1層目の密着性が悪く失敗しやすい。