PLAでもPETGでも印刷開始前に垂れたフィラメントが輪を描いてノズルにくっ付くことがままある。
原因は冷却ファンの掃気がノズル下まで届いてしまい、垂れたフィラメントの周囲で温度分布を不安定にして歪みを起こしている。(と思ってる。
そこで、ヘッドとの隙間を埋めた冷却ファンのカバーを作成し、垂れたフィラメントが穏やかにまっすぐ落ちるように。(なって欲しいなぁ
元ネタはココ。羽のように飛び出ている部分が気になり向きを変えて印刷したらサポートを入れ忘れ、肝心の隙間を埋めるハズの部分が隙間だらけになっていた。
しかし、このままサポート有りにすると、PLAを充填したサイコロになってしまう。
向きを元に戻しサポート有りで印刷、今度はファンの取り付け面が95度のオーバーハングになり、その隙間に入った薄いけど剥がすには厚いサポート材の剥離を断念。
冷却ファンの取り付け面がビルドプレートに密着するように修正。
大体うまくいったけどサポートが強すぎて羽がもげた。ツリーに変えてみる。
糸引きが酷かったのでヘッドを190℃にビルドプレートを50℃に下げる。
さーて、取り付けてみようか・・・
取り付け(羽)位置が全然違う。
2019年版のX5SA専用らしい。
2021/01/29
仕方が無いので、下面のシールドだけ印刷してメンディングテープでぶら下げる。
STLファイルはココ。
さて印刷してみると、
- ビルドプレートへの定着は非常に良くなった。
- PLAからPETGに変えたばかりのせいかもしれないが、フィラメントにあたるファンの風量が減ったようだ。
- 糸引きが減った。
- 気のせいかもしれない。
- まだフィラメントがループしてヘッドにくっ付きやすい。
- まだ若干風が当ってる。
どうせなら、MK10からE3D V6のにヘッド周りを変えた方が安定しそう。
ポチった予備のMK10は一週間前に香港空港を出発したらしいが今はドコにいるのかな?
しかし、
- 印刷
- ヘッド部を分解
- 印刷したパーツを使ってヘッド部を組立
- 些細な寸法ミス(1mm未満)が発覚
- FreeCADで修正
- フリダシに戻る
を数回繰り返すと・・・