地球から遠い星ほど速く遠ざかっている。
遠い星の光が地球に届くまで半端ない年月がかかる。そんな昔の宇宙は今より勢いよく拡大していたんだろう。
遠くなるほど早くなるなら光速を越えて遠ざかり地球から見ることが不可能な星もありそうだ。
宇宙ができて直ぐの頃は光速を越えて拡大していたかもしれない。
物質の速度を光速に近づくほど加速に必要なエネルギーは増大傾向にあるので、光速を越えて移動できない。否、光速度に到達できない。
物質を取り囲む空間そのものなら物質ではないので高速を越えても問題ない。
物質ではない空間とは?
物質とエネルギーの相互変化を繰り返す力場。
最初はたった1つの反応系。
この反応系は結果に揺らぎがあり、揺らぎ(有)が起きると相対する反応系(無)を生みだされる。
それが空間。
そして、生み出された空間で僅かな確率で再び新たな揺らぎが起こり、先と同様に空間が生み出される。
そして、2つの揺らぎと1つの空間が得られる。
これは有と無が不均衡であるので、新たな空間(無)が生み出さ、2つの揺らぎと2つの空間が得られる。
こうして、空間が増殖する。
さらに空間からほんの僅かな確率により、
4つの揺らぎと4つの空間が得られ、
8つの揺らぎと8つの空間が得られ、
・・・
この様に増殖する。
1,2,4,8,・・・
さらに空間の増殖は止まらない。
ほんの僅かな確率でしか増殖しないけどね。