量子の冬

漁師の冬ではないが、意味は似ている。

今の量子コンピュータは使用できるビット長が少しづつ長くなりもうちょっとで何かができそうな雰囲気になっている。ところが、「何に使えるのか?」と云う具体的な話がなかなか出てこない。

つまり、小舟(量子コンピュータ)はできたけど、この小舟を海(市場)に出せば何が釣れる(何の問題を解決できる)のか?が思い当たらないのだ。

これは仕方が無い面もある。

PCもCPUが8あるいは16ビットの頃は扱えるメモリサイズが小さく、シーケンサーの様なコントローラか、手書きの代わりにワープロするぐらいしか使い道が見当たらなかったので、誕生から10年を待たずにPCの冬(PCを作ってる企業に投資するのはムダ的な雰囲気)を迎えてしまったがこの少ないメモリでもゲームは出来たので何とか生き延びたので、32あるいは64ビット化時にGPUの登場とあいまって綺麗なCGが動きまわる画面でゲームを生み出す下地があったからこそ。今でもゲーム機が存在しているのだ。

残念ながら、量子コンピュータに

まだショボイのでビジネスには向かないけどゲームなら楽しめます

的な要素がまだ生まれていないので、まだまだ地面で空を飛ぶ練習をしているヒナ鳥状態だけど

いつかは空を飛べるのかもしれない。(合掌)




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