長らく放置していたセル幅高編集機能をspreadSheet5として実装した。
spreadSheet4はさっぱり進んでいないマクロ機能の実装用に残した。
操作方法:セルの境界線上にマウスポインタを乗せるとカーソルがリサイズっぽく変わりドラッグするとドットラインも表示するので好みの位置でリリースし確定する。
データ保持:セル幅やセル高を変えるとindex.html内のspread-sheetタグのdatabasename属性で指定したデータベースのcellテーブルに列ヘッダー(r0cNNN)または行ヘッダー(rNNNc0)のセルに変更内容(style:{width:’NNNpx’あるいはheight:’NNNpx’})が保持される。
確認方法:変更内容はCtrl+Sでデータをダウンロードすることを確認でき、更に変更を加えspreadSheet上にドロップすることで結果を確認できる。
永続性:再表示(F5)時も変更内容を参照し画面に反映される。
TODO1:セルのHTMLエレメントを作成する部分が初期のセル幅やセル高を前提に作ってるので、セルを初期より狭くするとセルがうまく表示されない。カーソルキーでセル移動すると補正されるケースがある。実装を見直し中。
TODO2:セル内テキストがセル幅を越える場合は…付きの表示になるが、セル高を複数行分まで広げてもセル内テキストは改行しない。canvas.measureTextを使って適切な行数を計測できそうだけど、複数行表示で自動的に省略文字(…)を書きたい場合に困り、思案中。
TODO3:初期のセル幅やセル高に戻すUIは無いので下限値が16pxになっているが、r0c{セル位置}、r{行位置}c0のデータを削除することで初期に戻すことは可能だから、コンテキストメニュー実装時に考慮。
TODO4:セル境界線上でダブルクリックすると、良い感じのセル幅に変更するUIも実装したいが、まずタグにテキストを埋め込んで実測すると遅いのは明白で、canvasで描画して調べるしかなさそうだ。
const context = document.getElementById("canvas").getContext("2d");
/* 以下必要な分繰り返す*/
context.font = "48px serif"; /* な感じでセルのテキスト属性を指定 */
const text = '適当なテキスト'; /* な感じでセルのテキストを指定 */
const textMetrics = context.measureText(text);
let width = textMetrics.width;
let height = textMetrics.height;
これを画面で見える範囲で繰り返すなら処理時間も短かくて済そう。
しかし、測定値を保持するとページスクロールとダブルクリックを最終セルまで繰り返さないとドコかで不都合な場合もありそうなので、’best-value’:「適切な測定値」とかで保持するといいかな?とか思案中。
TODO5:ドラッグ中の値を表示してない。
TODO6:ドットラインの初期位置が現在のセル幅の位置ではなくカーソルの位置になっている。FIX9/30
予想通り色々と問題が発覚しすぎ。ここまで尾を引くなら、セル描画はcanvasに任せた方が良いかも。HitTestの実装もセル単位で判れば良いし。
ps.2024/9/30 ラバーバンドの位置を調整。横スクロールのY軸調整がうまくいかないので外す。セルサイズの小数部を切り捨て(52.3px⇒52px)。画面構成の計算は単位がpxのみ対処。他単位を指定した場合は×。コードを見返してみると長いし複雑、もっと手短にしたい。
ps.2024/10/8
アップロード処理でvalueの無いセルデータでエラっていたので修正