これが出来たら困るのは、
- 天気予報
- ギャンブルや相場
- 新聞・テレビなどのマスメディア
主なところはこんな感じかな。
台風の進路や地震の発生が事前に正確に判るのは非常にありがたいのですが、天気予報は数日後に正解が判るクイズみたいなもんで、先に答えが判ってしまうと面白くありません。
ギャンブルや相場は、ご想像の通り、みんながアタリのみオッズしてしまい商売あがったりです。
即時(リアルタイム)性が強い新聞・テレビは作った番組を過去に送れば済むので、時間に追われることのないノンビルとした業界になり、多くの資金を投入する動機がなくなり存続が難しいでしょう。
しかし、未来がどの程度確定するのか技術上の問題もあります。
(1)貴方がガチャを回しアタリが出ると
- タイムマシンの論文と資料を巡って第三次世界大戦が始まり30億人が犠牲になる。
(2)貴方がガチャを回しハズレが出ると
- 輸送中にタイムマシンの論文と資料が焼失し、貴重な論文が燃えてしまったとボヤく老人がテレビに出てた。
みたいな些細な事象が世界の未来をガラっと変える分岐点を通り抜ける事象ではタイムマシンがもたらす情報の信頼性が確定できません。
極端な話、こんなケースも考えられます。事象振動です。
- タイムマシンが最終レース結果を1-2と発表⇒みんな1-2を買う⇒3-4の旗手ががんばる⇒ハズれる。
- だから、タイムマシンが最終レース結果を3-4と発表⇒みんな3-4を買う⇒1-2の旗手ががんばる⇒ハズれる。
- だから、1に戻る。
こうなると、どうやっても貴方はこのレースをハズしてします。
ギャンブルの結果が本当に判らなくなりますね。
これが並行世界ってやつだったら報われませんね。
タイムマシン新聞なんてアテになんねぇ~と投げ捨てる姿が目に浮かびます。
でも電子回路では上の右往左往の状態を発信状態として利用する自励発信する回路は古くから伝わるテクニックです。
実際、タイムマシンが出来て運用してみないと、どんな風になるのかサッパリ判らないので、非常に不安を感じる人もいるようです。
確かに、
になったりしたら困りますからね。
しかし、原発事故をきっかけに、よく判らないものは何でも否定しようとする記事を新聞で読みました。
非常に恥ずかしい内容でした。
理性や科学にも限界があるそうです。
科学者ならそんなことは十分承知しているはずです。
第一、限界を感じたり信憑性に疑いを感じたりするから研究してるんじゃないですか。
それによって常識がぶっ飛んでも仕方がないことです。
安心感のある間違った常識を押し通した方が、悲惨な結果もOKなんでしょうか?
おもしろい研究結果の発表にしか興味がない様では困りますよね。
もう他人の成功を持ち上げ失敗をこき下ろすだけの存在でしかないのかもしれません。
仮に日本でタイムマシンを全面禁止にしたとしても、使えそうと思った国では運用してしまいますよね。
なんらかの事故が起きれば日本にも影響はあるでしょう。
嫌なことを忘れることは出来ますが、それは自分の中だけのことです。
一度起きた出来事は記憶に残り、そして風化していきます。
たとえタイムマシンができたとしても、変わらないでしょうね。