発がんリスク

【要因】                       【がんになるリスク】
・喫煙                          1.6倍(吸わない人と比べて)
・毎日3合以上の飲酒                1.6倍(飲まない人と比べて)
・2000ミリシーベルトを浴びる           1.6倍
・1000~2000ミリシーベルトを浴びる      1.4倍
・やせ過ぎ                        1.29倍
・肥満                           1.22倍
・運動不足                         1.15~1.19倍
・200~500ミリシーベルトを浴びる         1.16倍
・塩分の摂りすぎ                    1.11~1.15倍
・100~200ミリシーベルトを浴びる        1.08倍
・野菜不足                        1.06倍
気になったので転載。
パっと観。
2000ミリシーベルトを浴びるぐらいなら喫煙と同じリスクです。という感じ。
早い話、この手の数値はどうやって出したのかは不明だが、そこは問わないことにしよう。
生活習慣でよくないことをすると発がんのリスクは高くなるような気がする。
癌はウイルスの様な病原が外から侵入する病気ではない。
普通の臓器の細胞は臓器を維持に不足する分を補う程度に増殖し、臓器の機能を維持することができるらしいが、変になった細胞が際限なく増殖し腫瘍を作ることがある。これが癌だ。
上の表は「なにかのきっかけ」で「普通の細胞」が「変な細胞」に変わり「腫瘍が出来上がる」可能性を示しているのだろうが、原因は1つという訳がない、日々の生活では色々なリスクが降ってくるので統計の作り方自体が希望的観測なのだろう。
この腫瘍は際限なく大きくなってしまう性質があり、腫瘍の周囲の細胞を圧迫しつづけるだけでも臓器として機能を果たすことは難しくなり生活に支障が出る。
また沢山の癌細胞の塊である腫瘍からは血流やリンパ節を通して体のあちこちへ変になった細胞が流れだし、似たような腫瘍を作り始めると考えられている。
そんな腫瘍があちこちにできたら臓器の活動がうまくいかず大抵は強い痛みを伴い死に至るので癌は怖い病気なのだ。
普通の細胞が腫瘍を作るような細胞に変化することからすべてが始まるので発がんリスクを避けた方がよいのは当然である。
ただ、普通の細胞とは、筋肉や臓器などに特化した構造に変化したもので、またその機能を維持できる期間(寿命)は使用状況や特化した機能によりバラバラである。
また臓器を作る段階では不要になった(作り過ぎた)部分にアポトーシス(自壊ホルモン)が出て周囲の細胞が自滅し、細胞が削れることで臓器の形が完成するのだ。
身体全体は健気で実行力のある細胞の活動によって成り立っているが、その細胞は要望があれば変化したり自壊もする点が不自然な気がする。
その様な性質を各細胞が持つことで、身体つまり種族を長年維持できるとしても、身体は生殖により1個の受精卵から構築されるのであり、各細胞の寿命は「受精卵」から「死亡」までしかないのだ。
単純に云えば「各個体がサイコロを振るって出た目を見る」の繰り返し。それによって種族を維持できたと云うことになる。
なんとなく、蠱毒というコトバを思い出した。
食物連鎖はノンビリ型の蠱毒。
世界は蠱毒で出来ている。
と考えると、さて誰がこの蠱毒を作ったのか?
そしてどんな蠱毒の完成を夢見ているのだろうか?
どっちにしても生物界の現状維持なぞ望んでいないのだろう。
ただ「ひたすら進化せよ」と望んでいる様に思える。
ただし、ノンビリと・・・




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