【Mac】FF14クライアント

Mac専用に新たに書かれたクライアントだと勝手に思っていたんだけど、Windows(DX9版)のクライアント(EXE)をMacで実行するミドルウェアを使っていたようだ。
MacにはWindowsのDirectXは組み込まれていないので、ミドルウェアがOpenGLに変換し画面に絵を描くのだが、思ったような性能が出なかったらしい。
Windowsのグラボのベンチマーク結果は 概ね、DirectX11~12  > DirectX9  だったり DirectX > OpenGL な傾向にある。
理由は、単純。
オールラウンドにDX11でもDX9でもOpenGLでも性能が向上したグラボの方が売れるだろうけど、これを確認するには色々なベンチマークやゲームプレイをじっくり時間をかけてこなすしかない。
そう、最終調整で、何かでたら・・・フリダシに戻ってテストを全てやり直すしかないのだから。
でも、それを全部こなしてから製品を出していては、そのグラボの美味しい時期を逃しかねない。
なので、人気のゲームや描画負荷が重いゲームでのプレイ感とか、4Kや10Kとかの高解像度モニターでのプレイ感をとか、メディアのハートをキャッチしやすい部分にフォーカスを当て、これを主軸にハードウェアやドライバーをブラシュアップし、新製品は、新しいゲームとか、HMDでゲームしたいとか、10Kモニターを買うつもりなので先に用意しておきたいとか、これからグラボを買わなければいけない人にアピールするものとなっている。
だから、今使用中の旧製品を使った方がプレイ中のゲームのプレイ感が良いということも起こりえるので、常に新シリーズのビデオカードに取り替える必要は無い。
その辺はメーカーも、新製品のシリーズに旧製品をリネームして組み込み、更に基本性能はそのままに今風に調整し旧製品をそのまま使い続けるより良い感じにし価格も下げていたりするので、GPUのファンが煩くなってきた頃に新製品のシリーズの中からプレイしているゲームに丁度良いものをチョイスして買い替えるのも良いと思う。
しかし、余り話題に上がらない方式(ミドルウェアで生のEXEを別のOSでそのまま動かす)となると全く別の話。
ちゃんとゲームをプレイできるために、何が必須で、何が足りないくて、何が不要なのか。やはり、やってみなければ判らないし、今後のクライアント(EXE)やデータのアップデート次第では、想定外の事も起こるだろう。
今回のことで、ゲームのアップデートがペースダウンする様なことにはならないだろうが、マルチ環境で同じゲームを動かすことは更に難しくなっていくのだろう。




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