cp対称性の破れ

説明を読んでもさっぱり?
何事も数式で表現する素粒子論。
例えば、正と負の実数だけを掛け算(反応)しても、偏りはない。
(+1)×(+1)=(+1)
(+1)×(-1)=(-1)
(-1)×(+1)=(-1)
(-1)×(-1)=(+1)
そこを複素数を使って、対称性の破れをで表現してるっぽい。
複素数は実数と虚数のペアをXYの直交軸で表現する数値で、実数は普通の数値で、虚数は虚数同士を掛け算すると符号が負の実数になる。
だが、そのまんま、複素数要素を数式に入れると
実数 × 実数 = 実数
虚数 × 実数 = 実数+虚数
実数 × 虚数 = 実数+虚数
虚数 × 虚数 = (-実数)
と、やはり正と負に偏りはない。
一方、式中に2乗的要素を入れると
(+1)²=(+1)
(-1)²=(+1)
と実数の全てのケースで正に偏ってくるが、虚数は2乗すると負になるので、複素数を用いることで偏りは出なくなるハズだ。
ただ、物質を表す実数や実数と虚数の組み合わせの部分に手を入れなければ、虚数同士の計算部をどう調整しても、何も問題にはない。
だから今は、素粒子の反応に合わせて式を調整していたら虚数の部分で原点とは若干非対称な式になっているようだ。
詳しい実験結果から数式の調整を進めていけば、本当のところ、どの程度非対称なのかが判ってくるのだろう。
そして、
数式の虚数成分が何を表現することになるのかは
後のお楽しみ!
ということなのだろう。
表に出てこない素粒子の代表格はクォークだが、
クォークの成分すらも実数と虚数でできているのなら・・・
世界が実数と虚数の2つの要素の組み合わせでできているなら・・・
素粒子とは「見かけ上の現象」つまり「測定器に現れた幻にすぎない!」と考えてもいいのかもしれない。




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